2022年度 第2回FD研究授業を実施

2023.01.26

FD研究授業の第2回は、梅田 比奈子准教授による「授業デザインの研究と実践」の授業を通して実施されました。主な内容は次の通りです。

「授業デザインの研究と実践(小学校)」

学習指導案をデザインするプロセスを学ぶことは、授業改善を行う上で非常に重要な教育を支える視点となります。今回の授業は、院生が教職専門実習で行った授業実践を基に意見交換を交えながら展開されました。 授業後は、教員による事後検討会が実施されました。

  • ・学生が実践した授業の様子を説明し、それに教員がコメントを加えていくスタイルである。学生相互に疑問点を出し合えている点が良い。
  • ・実習のメタ的なリフレクションとして機能しており、実践との往還が実現されている。
  • ・互いの実習における授業実践を知ることで、単なる技術上の工夫とかではない、教材の本質に迫る観点を身に付けさせるようより工夫をしていくことが肝要だと反省的に考えた。
  • ・学生は、授業ビデオをiPadで表示しながら振り返りをしていた。効果的な方法である。実践の様子だけでなく、課題や改善案、検討してほしい内容などを発表させることで、その後の議論が盛り上がると考える。
  • ・院生との確固たる信頼関係のもと、授業を進められている様子に、とても感服した。院生も先生のことを大変信頼しており、悩みも含めて相談できる体制を日常からつくっていることがとても良く分かった。

等々、様々に有意義な意見交換がなされました。