「現職教員における資質能力向上に関する研究会」が行われました

2010.07.05

学術研究所の教師養成研究センターとの連携事業としては、「現職教員における資質能力向上に関する研究会」も行われています。こちらは特に、教職大学院のOBによる報告を中心に構成されています。
今年度の第1回の研究会は7月3日(土)午後に行われ、次の3つの発表が行われました。
杉並区立荻窪小学校の渡辺美和子主幹教諭は、教職大学院で学んだことを、(1)授業ですぐに役立つこと、(2)知識の幅が広がったことなどに整理して報告し、ミドルリーダーとしての校内での活動について教職大学院で学んだこととつなげて具体的に紹介しました。
江東区立川南小学校の中郡英一主幹教諭は、教職大学院修了直後の教育委員会勤務の経験と、現在の学校での主幹教諭の役割について比較しながら、教育行政と学校の見方の違いについて報告しました。
写真小田原市立富士見小学校の片野智宏教諭は、ストレートマスター最初の修了生の代表として、新規採用教員としての日々のガンバリを報告しました。
教職大学院OBの報告から、現在の大学院生がどう学ぶべきかということや、教職大学院のカリキュラムの在り方などについてのディスカッションが深まりました。