2名が数学教育学会春季年会にて馬場奨励賞を受賞しました
2025.03.20
藤原有志さん
本研究は,1年次に実施の教職専門実習を通して研究をしてみようと思い,2年次に履修の学校課題研究を通して研究をして論文を執筆したものです。中学校以降で指導される証明の必要性や変数としての文字に焦点を当て,中学生の現状などの先行研究を踏まえながら中学生の理解を支えることを目標として指導案を考えて効果を検証し,「数学的論理の中学校における学習指導と転移」という論文にまとめました。
本研究を進めるにあたり,本当に多くの方々にご協力をいただきました。検証授業にあたっては,中学校2校の先生方にご理解をいただき,お忙しい中温かくご支援やご協力をいただきました。また,多くの生徒の皆さまに検証授業にご協力をいただきました。そして1年間を通して,主査や副査の先生をはじめ,教職大学院の先生方にも温かく支えていただき,ご指導をいただきました。
多くの方々に支えていただきながら,教職大学院の2年間の学びを通して進めた本研究が馬場奨励賞の学生優秀発表論文賞を受賞することができたことを,嬉しく思います。今後の授業改善に取り組む際には,この研究を通して学んできた研究的なものの見方を活かしていければと思います。この場をお借りして,本研究に際してご支援やご指導をいただいたすべての方々に,改めまして感謝を申し上げます。

川又翼さん
学校課題研究では、「知識構成型ジグソー法を用いた生徒の自己有用感と学習意識の変容 −中学校2学年「一次関数」の学習を通して−」という論文をまとめました。1年間先生方の手厚いご指導や、お互い切磋琢磨してきた同期のおかげで馬場奨励賞を受賞することができました。この場を借りて感謝申し上げます。日本人は自尊感情や自己有用感が低いと言われており、授業を通して少しでも改善出来ればと思い始めた研究です。
修了後もこの学びを生かして、4月からの学校現場でも貢献していきたいと思います。