「学校教育実践研究会2013」が開催されました

2013.11.25

11月23日(土),勤労感謝の日の祝日を利用し,玉川大学教職大学院「学校教育実践研究会2013」が開催されました。

玉川大学教職大学院では,修了生を招いて,現役大学院生や教授陣とともに研修を行う「フォローアップ研修」を年2回行ってきました。今回,このイベントを全国の先生方に向けて公表してはどうかということになりました。
そこで行われたのが,今回の「学校教育実践研究会2013」です。全国の学校の先生方,教育委員会の方,教職大学院をはじめとする大学院生や教員を目指す大学生,そのほか教育関係の方や教育関係企業の方々が,250名以上参加されました。

午前中は,長野正・玉川大学大学院教育学研究科長より挨拶があり,続いて小原芳明・玉川大学学長による「二つのrealitiesにcitizenshipは二つ?」と題した講演がありました。小原学長は,社会の情報化が現実社会に及ぼしているさまざまな影響について指摘し,これからの教育の在り方について熱く語られました。
その後,玉川大学教職大学院・阿久澤栄主任による「特別支援教育から見える学校教育の現状と課題 -学校教育のユニバーサルデザイン化-」の講演と続きました。

午後は,玉川学園低学年校舎に移動し,以下の8つの分科会が行われました。
A.国語教育
B.理科教育
C.道徳教育
D.ICTを活用した教育
E.特別支援教育
F.小学校における外国語活動
G.教育相談活動(生徒指導)
H.学校経営(校内研修)

各分科会では,学校現場の抱える様々な今日的課題の報告・提案が行われ,参加者とともに熱心に話し合われました。その上で,各分科会を担当する教職大学院の教授陣が,これまでの実践的研究をもとに講義・解説をしました。

秋も深まって肌寒くなったこの頃ですが,紅葉が進みはじめた秋の玉川の丘で,熱い講演や議論が行われました。たくさんの参加者にお越しいただき,玉川大学教職大学院のスタッフ一同,感謝の念に堪えません。みなさま,ありがとうございました。