まさに主体的・対話的で深い学び(課題研究中間発表)

2018.06.25

玉川大学教職大学院の修了予定者は、それぞれ関心のあるテーマを決め、学校課題論文としてまとめるために日々学びを深めています。
6月21日には、その中間発表会がありました。普段の教職大学院は和気藹々とした雰囲気で学び合っているのですが、この日はいつもと違い、会場にはピリッとした緊張感が漂っていました。発表者たちは自分の考えを分かりやすく伝えようと、先生方は院生の論文を少しでも良くしようと、参観者たちは自分の学びに繋げようと、それぞれが真剣な思いをもって発表会に臨んでいだからだと思います。私も発表者の一人として身が引き締まりました。
そして、遂に発表が始まりました。発表者はプレゼン用のソフトや資料を使い、問題の所在や研究目的、研究仮説などを発表していきます。それぞれの専門分野が違う中、7分間で自分の思いや考えを分かりやすく伝えるというのはなかなか難しい事です。緊張からか、早口になってしまったり、言葉をつっかえてしまったりすることもありました。しかし、みんなしっかりと自分の研究について伝えることができたと思います。
発表の後には3分間の質問タイムがあります。ある意味、一番緊張感が高まる場面ですが、一番勉強になる場面でもあります。先生方からの愛のある意見や示唆に富んだ質問、参観者からの素朴な質問の一つ一つに多くの学ぶところがありました。どの発表者も今後の研究をさらに深めていくための方向性や新たな課題が見えたのではないでしょうか。
何でも言い合える楽しい雰囲気をベースに、真剣な学びを展開していく玉川大学教職大学院。改めて素敵な場所だと感じました。これからもこの仲間とこの場所で学びを深め合っていきたいと思える中間発表会でした。

現職 M.S