和田小学校の校内研究に参加しました

2013.02.14

2月13日(水)、杉並区立和田小学校にて校内研究が行われました。玉川大学教職大学院の井出教授が、和田小学校の先生方を児童役に見立てた模擬授業をされました。単元は第4学年の国語の文学的教材である『ごんぎつね』です。学習のめあてを、「ごんの気持ちの変化を読み取ろう」として授業を進められました。
授業では、ごんの気持ちを各自でサイドラインを引き、そのときの気持ちを考えた上で、文章内の「つぐない」という言葉に着目させ、まとめていきました。また、「読み方の玉手箱」という、物語を読むときに、気持ちを読み取る重要な項目を具体的事例から一般化されました。これは『ごんぎつね』以外にも通用する力です。会話文ではそのまま人物の気持ちが表されていることや、人物の行動から気持ちを考えること、前後の言葉や文と関係づけて考えること、人物と人物との関係を考えること、言葉の数の多さに注目することなどが挙げられ、大変勉強になりました。
今回、指導してくださいました井出教授ならびに和田小学校の福田校長先生をはじめとする教職員の皆様、本当にありがとうございました。

(ストレートマスター1年・T.H.)