「学校の社会的役割と教員の服務」最終回

2013.01.24

1月21日は「学校の社会的役割と教員の服務」の最終回でした。
今回は「校務の効率化」というテーマで現職院生がいろいろな資料を集め、改善案を発表しました。「PDCAサイクルをもとにした校務分掌の見直し~ランキング制度を活用して~」「職員会議の効率化」「職員室のレイアウトの工夫」「学校組織改善」など、様々な視点で提案がありました。そういう手があったのかというアイデアがいくつもありました。

今や世界で通用する日本語の一つ「カイゼン」ですが、学校はこれまで「業務の効率化」についてあまり意識されていなかったように思います。事務作業や会議の仕方を工夫し、児童と向き合う時間や教材研究の時間を増やしていこうとすることは、決しておろそかにできない大切な視点であると感じました。

後期のこの授業では、小松教授に「学校の社会的役割」について、井出教授に「学校組織の見直し・教職員の人材育成・危機管理対応などの学校組織マネジメント」について教えて頂きました。学校という組織を社会との関わりの中で考える貴重な学びの場になりました。ありがとうございました。

(現職院生・O.M.)