渋谷区教育相談特別セミナーに参加しました

2012.10.10

10月5日(金)に、渋谷区教育センター主催の教育相談特別セミナーに参加しました。
このセミナーでは「発達に課題のある子どもへの支援を考える~家庭・園・学校での支援、ともに行う支援~」と題して、教職大学院の阿久澤教授の講演がありました。
阿久澤教授が渋谷区の教育スーパーバイザーをなさっているご縁で、教職大学院生4名が傍聴させていただきました。
特別支援教育や発達障害についての説明があり、教育のために家庭と園や学校が共通理解をした上でどのような支援をしていくことがよいのかについて学びました。 今までの発達障害の症状として考えられていたものは、中核症状(器質的な障害に起因するもの)と二次障害(問題行動として現れたもの)の2つ。私たち大人が指導(養育)すべきこととして、この二次障害をおさえるために行動すること、そしてそれを家庭・園・学校で共通理解することの大切さを学びました。
最後の質疑では、保護者や学校の先生からの質問があり、支援をともに行うことの大切さを参加していた皆さんが感じていていました。
特別支援教育はもちろんのこと、子どもたちと育てていくためには、片方だけの関係でなく、家庭と学校が連携を密にして行っていくことが大切であると、改めて感じさせてくれた研修でした。
傍聴を許可くださった渋谷区教育委員会・教育センターの皆様、貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。

(現職院生・Y.K.)