夏期集中講義「コンピュータと教育」第3日目

2012.08.15

今日は「メディアとのつきあい方学習」について主に学びました。
私たちは多くのメディアから情報を得て暮らしています。しかし、情報源が多すぎることから、情報の受け手である私たちがメディアとのつきあい方を学ぶ必要性があります。
今日は、メディアとのつきあい方を次の三点に分けて学んでいきました。
(1)メディアの特性と適切なメディアの選択の仕方について学ぶこと
ここでは、児童がメディアの特性を知ることでそのときの目的によって様々なメディアを使い分けることができるということを知りました。
(2)メディアが生活に与える影響について学ぶこと
この部分はラーメンのパッケージを使った模擬授業から学びとることができました。ゲストの先生による模擬授業では、児童にラーメンのパッケージからどのような情報を収集することができるか考えさせるというものでした。このような活動をさせることにより、私たちの生活には様々なメディアが影響しているということに気付かせることができると思いました。
別の模擬授業では、写真やグラフからも様々な情報を収集することができるということを感じました。また、写真やグラフからの情報を鵜呑みにしてはならないということを学びました。映像や写真などに限らず、メディアからの情報は加工されたものであるということを児童に教えることが大切だと思いました。
(3)メディアが取り巻く社会での安全な行動の仕方について学ぶこと
多くのメディアに囲まれ暮らす私たちがメディアを安全に使うことは大切なことです。そのために、プロフやチェーンメールの危険性を教えておくことも必要であると思いました。安全に使う方法を知っていることでいざという時に冷静に対応することができると思うので、しっかりと授業で扱うべきだと感じました。

今日学んだメディアとのつきあい方は、「メディアのせいでネットの犯罪が増えた」「テレビやゲームが子どもに悪影響を与える」などのようにメディアを否定することではなく、メディアのおかげで便利な生活をしている、だから上手につきあっていこうという考え方でした。

(ストレートマスター1年・S.R.)