夏期集中講義「コンピュータと教育」第1日目

2012.08.10

8月も2週目に入り、玉川の丘も毎日暑い日が続いています。今日から堀田教授による「コンピュータと教育」の集中講義(全5日間)が始まりました。この講義は、私たち大学院生に加え、様々な学校の先生方や企業の方をゲストに招いて授業が行われます。
今日は第1日目ということで、「教育の情報化」とは何か具体例を考えながら、参加者のイメージの共通理解を図ることから始まりました。そして、「教育の情報化」とは、「教科指導におけるICT活用」、「情報教育」、「校務の情報化」の3つで構成され、これらを通して教育の質の向上を目指すものであるということを知りました。
今日の講義では、そのうちの「教科指導におけるICT活用」に焦点を当て、ICT活用の手立てについて、堀田教授やゲストの方々の講義から学びました。実物投影機やフラッシュ型教材、デジタル教科書など具体的な実践例を通して考えることができたので、とても分かり易かったです。
ICTは効果的に使うことができれば、授業の効率化や子どもの学力向上、集中力向上という利点があります、私が教員になった際にはぜひ活用していきたいと思いました。しかし、ICTの活用そのものが目的ではなく、あくまで指導技術の1つであるということも学びました。だからこそ、何を教えるのか、いつ、どこで、何を映すのかといった教材研究や板書の精選、ICTと板書の連携が重要であることを知りました。
集中講義を有意義なものにするために、明日もみんなで楽しく学び合いをしていきたいです。最後に、今日お話しして下さった3人のゲストの先生方に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。

(ストレートマスター2年・M.M.)