学校支援本部・学校運営協議会傍聴

2012.06.26

「学校経営と教育行政」では、担当の坂野教授に同行して杉並区立井草中学校を訪問し、地域運営学校の実際を学ばせていただきました。坂野教授は、井草中学校の学校運営協議会の会長をされています。
17時から学校支援本部“○”が行われました。“○”は、井草中学校のうりの一つで、たくさんの方が多方面から生徒を支えるという学校支援活動です。17時からの会議では、学級サポーター(コミ担・坂野教授もA組のコミ担です)、図書サポーター、食育サポーター、資格取得サポーター、PTA、学校教育コーディネーターなどの代表が集まって、活動内容や生徒の様子などについて情報交換をしていました。
その後、18時30分から学校運営協議会が行われました。会議は、10名ほどのメンバーで構成され、坂野教授が司会となり、学校経営計画や予算、行事について協議し、決定していました。学校運営の真髄に関わる重要な議事が次々と協議され、それぞれの立場で本音の意見が交わされました。傍聴していてどきどきしてしまうほどの白熱した会議で、皆さんの生徒と学校を思う気持ちが伝わってきました。
地域運営学校という言葉を知っていてもその実情はほとんど知らなかったので、今回、その中心となる学校運営協議会を傍聴できたことは貴重な経験となりました。地域の方たちの一緒になって生徒を育てようとする熱い思いを知り、学校現場に携わる者として、その思いをしっかりと受け止め、力を合わせて教育活動にあたっていきたいと思いました。

(現職・O.S.)