第一回フォローアップ研修

2021.06.29

6月26日(土)に第1回フォローアップ研修が対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で行われました。
今回の修了生プレゼンテーションでは、青山先生と粟飯原先生に近況報告やSMへのアドバイス等をお話ししていただきました。
青山先生は『現場で役立つ処世術』といったテーマを中心にお話しされました。同僚や上司への感謝や「よろしくお願いします」の一言は人として当たり前のことだけれども大切なことだというメッセージが、特にこのコロナ禍に生きている参加者にとって心に響いたのではないかと思います。
粟飯原先生の発表では、教職大学院で学んだことに加えて子どもたちと向き合う時間もかけがえのないものなのだ、といったことが伝わってきました。クラスや学年の子どもたちのお話をされている時の表情から、やはり教師は魅力的な仕事なのだと改めて思える発表でした。
グループディスカッションでは4グループに分かれ、SM・現職・修了生・教授の皆様の様々な意見が活発に交わされました。
最後の教授プレゼンテーションでは、酒井先生に『生徒指導における不易と流行』といったテーマでお話ししていただきました。酒井先生は、いじめ防止対策推進法の第1章第4条の「いじめの禁止」に着目し、教師は法律にいじめの禁止が載っていることを児童生徒に伝えなければならないと仰っていました。その上で、担任として学校組織の一員として「いじめのない学級作り」の想いを伝えるのだということ等、教師としていじめにどのようにして向き合うかのヒントをいただきました。
今回発表していただいた方々の内容はここで書き切れない程に充実したものでした。また、発表者以外の方々とも近況報告を交えてお話ができ、とても楽しいフォローアップ研修となりました。今回は都合によりご参加できなかった方々も、次回の秋のフォローアップにはご参加いただければ幸いです。

SM2年T.I