第2回フォローアップ研修（2022.11.26）

11月26日（土）に第2回フォローアップ研修会が対面とオンライン（Zoom）のハイブリッド形式で行われました。今回の修了生プレゼンテーションでは、藤野先生と森先生に近況報告やSMへのアドバイス等をお話ししていただきました。

藤野先生は、「修了から2年経って」というテーマで、教員としての働き方や生活指導についての取り組みを紹介してくださいました。教室の秩序を保つために児童へ根拠を伝えることの大切さ、一人ひとりが意識できるような学級目標を作ることの重要性などについて伝えてくださいました。これから教壇に立つSMや現職の先生方にとっても気づきの多いお話でした。

森先生は、「仕事と博士課程の両立」というテーマで、これまでの経歴から博士課程での取り組みなどを紹介してくださいました。上海日本人学校での経験や、現在行われている研究での試行錯誤についてお話ししていただいたので、とても刺激になり視野が広がりました。

グループディスカッションでは7グループに分かれ、SM・現職・修了生・教授の皆様で様々な意見交流が行われました。

最後の教授によるプレゼンテーションでは、田原先生に「教育相談において教職大学院学生に期待すること」をテーマでお話ししていただきました。教育相談において高度の専門性が必要な背景から、なぜストレスや疲労が精神的諸問題を発生させるのかを教えていただきました。児童・生徒たちへの教育相談の場面だけでなく、自分自身のストレスとの向き合い方についても知ることができました。

今回発表していただいた方々の内容は、ここでは書ききれないほど充実したものでした。また、発表者以外の方々ともお話をすることができ、とても楽しいフォローアップ研修になりました。今回は都合によりご参加いただけなかった方々も、次回のフォローアップ研修にはご参加いただければ幸いです。

（SM1年　Y・T）