教職専門実習を終えて & 教職専門実習事後指導・インターンシップガイダンスを受けて

2022.12.14

9月26日から12月2日までの10週間でSM1年15名の「教職専門実習」が終了しました。
専門実習が始まるまでは、10週間という期間はかなり長いのではないかと感じていました。しかし、実際に専門実習が始まるとあっという間に終わってしまいました。
この10週間の専門実習の中で、様々な生徒たちと出会い触れ合えたこと、自分の専門科目以外の教科を行えたこと、職員会議をはじめとする様々な会議や研修会に参加できたこと、といった数多くの経験をさせていただきました。自分が担当した授業での学びはもちろんのこと、学級経営や学校行事などについても知ることができました。今回の専門実習で得た経験は実際に教員となり、現場に出た際に必ず役に立つものであると感じています。
専門実習を再度振り返ってみると、「現在の学校現場の状況を知ることができた」ということなのではないかと感じています。大学4年次に行った教育実習とは違い長期に及ぶ実習であったため、どのような方法で学校が運営されているのか、どのようなことが話し合われているのか、話し合われたことを実施していくために何が必要なのか、などといった多くのことを実際に現場で学ぶことができました。
今後は、学校課題研究に向けて先行研究を読むことや情報の収集といった準備が始まっていきます。今一度追究するべきことを整理しつつ、自分の思う「教育」に向き合っていきたいと思います。
受け入れていただいた校長先生をはじめ、実習校の先生方・教職大学院の皆様、本当にありがとうございました。

また、12月8日に教職専門実習事後指導・インターンシップガイダンスが行われました。
この事後指導では、15人が各々感じた専門実習で得たことやよかったこと、反省点などを全体で共有しました。院生たちからは、4月から受けてきた理論と実践を生かすことができた、単元を通して理解することができた、授業力の向上が必要であると感じた、といった意見が出ました。各々が自分自身でテーマを持ち10週間の専門実習を終えることができて非常に良かったと感じています。
週に1回実習校に訪問してくださった先生方のお話を聞き、10週間で得たものをどのように自分自身の糧にしていくのかを考えるきっかけにもなりました。
その後、1月16日から1月20日までの間で行われるインターンシップ実習の事前説明会が行われました。今度のインターンシップ実習では、自分が持っていない免許の学校現場について知ることができる機会となっています。期間としては1週間と短いものではありますが、精一杯現場の様子を見てきたいと思います。

(SM1年 D・S)