現職院生の新井さんのICTを活用した研究授業を参観しました(1)

2012.03.08

3月7日(水)に、神奈川県二宮町立一色小学校で、現職院生の新井先生による授業が行われました。小学2年生の「分数」~わかる授業のためのICT活用の試み~の授業です。現職院生全員とストレートマスターの比留川、守屋、織田、花岡、高田が参観しました。
今回は、新井先生から、普段の授業に少しプラスして実物投影機を使うことによって、子どもたちの「わかる」につながる提案をたくさんしていただきました。いくつか紹介します。
(1)100マス計算で使うストップウォッチを大きく映す
(2)教科書を映してどの問題なのか明確に示す
(3)ノート指導
(4)子どもたちのノートを映す
などです。
実物投影機を使うことで子どもたちの学びが大変深まっていました。
お昼に給食をいただき、5校時は校長先生、教頭先生、新井先生が校内を案内してくださいました。各クラスの様子、特別教室等見させていただきました。また、神奈川県の特別支援学級のしくみ、安全面、交換授業について教えていただきました。
そのあと一色小学校の先生方の校内研修会に参加し、教職大学院の堀田教授のお話をお聞きしました。最初は新井先生の授業を振り返りながらお話が進みました。ICTを活用することが目的ではなく、ICTは手段に過ぎないということ、自分の授業に馴染む形で使い、毎日の授業の中で無理なく実物投影機を使うことの大切さを改めて教わりました。
最後に校長先生から私たちに、それぞれの道で子どもたちの未来のために頑張りましょうとあたたかいお言葉をいただき、学校を後にしました。
このような機会を設けてくださった一色小学校の校長先生はじめ先生方、授業をしてくださった新井先生、講演をしてくださった堀田教授、本当にありがとうございました。教職大学院での貴重な学び、出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。

(ストレートマスター1年・T.E.)