教職専門実習に向けて

2023.10.02

教職専門実習とは、SM1年生の後期に行われる実習のことで、学校現場で10週間にわたって実施されます。

現在、SM1年生は入学してから約半年が経ちました。これまでには、教職大学院の授業や模擬授業などを通して、視野を広げながら、自らの達成と課題を見つめてきました。また、課内・課外を問わず多様な機会に、様々な専門性をお持ちの先生がたにご指導をいただきながら、仲間と共に考え感じ議論して学んできました。

そして来週からいよいよ、教職専門実習が始まります。実習生は、受け容れていただいたそれぞれの実習校で、それぞれの思いを胸に自分なりの学びを創って行きます。この実習は、実習生次第で、学習指導にとどまらず、学校のより専門的な業務について学ぶ機会にもなり得ます。実際これまでも、同じ「教職専門実習」でありながら、その具体的な経験は一人一人で大きく異なるものになっています。

教職専門実習の期間には、教職大学院の先生がたや仲間とお話できる機会も定期的に確保されており、困ったことや相談について手厚く支援していただけます。実習生はそうした環境で、これまでの学びを総動員しながら、2年生で取り組む「学校課題研究」を見据えつつ、それぞれの思いを胸に実習を行います。

実習を経て、院生がそれぞれなりに学んで広げた視野を共有しながら、教育に関するより成熟した思いを交わすことも、私は楽しみです。

(SM1年 Y.F.)