学校課題研究を全員提出いたしました!

2012.01.23

今年度修了する学生はこの1年間、学校課題研究に取り組みました。一般の大学院でいうところのいわゆる修士論文にあたるものです。
課題に応じて学生には、それぞれの専門分野で深い知識と経験をお持ちの各教授が担当教官としてご指導してくださいました。直接お会いしてお話を伺ったり、メールにコメントを書いていただいたりして研究の内容と進め方についてご指導いただきました。さらに、研究授業を見ていただいたり、研究会に参加させていただいたりして研究の成果についても具体的にご指導いただきました。
また、今年度学校課題研究に取り組んできた17名の中で同じ課題に取り組んでいる学生は一人もいませんでした。しかし、自習室や談話室などで顔を合わせると、互いの研究について話し合ってきました。自分の研究内容を聞いてもらうことで思考が整理され、新たな課題が見えました。進捗状況を話すことでペースを確認することができました。思うように進まない時は仲間の励ましの言葉で気持ちが安らぎ、次への意欲が湧いてきました。
このように、学校課題研究は学生一人の力でまとめることはできません。教授陣や学校現場の先生方、学生同士の支えがあってこそ研究がまとまっていきました。そして、提出日には提出できる喜びをかみしめつつ松陰橋を渡り提出窓口へ。全学生が今までご協力いただいきましたすべての方々への感謝の気持ちを込めて提出することができました。
提出後は、研究発表会が予定されています。これまで、自分が取り組んできたことを短い時間で分かりやすく説明することは簡単なことではありません。しっかりと準備をして当日を迎えたいと思います。

(現職院生・I.S.)