教職大学院協会でポスターセッションに参加しました

2011.12.14

12/11(日)に、日本教職大学院協会シンポジウムが行われました。そこで、各教職大学院生による研究成果発表会が行われました。神保町の学術総合センターに全国の教職大学院から学生及び修了生が集まり、学校課題研究の成果をポスターセッション形式で発表いたしました。
私は、玉川大学教職大学院の代表として、今年度取り組んできた、物語の特質に応じた学習指導の改善について発表させていただきました。内容は場面毎の読み取りではなく、表現特性に応じて物語の象徴性をとらえる読み方を指導する方法について発表しました。研究内容を短い時間で発表しようとすると研究内容が精選されて、本当に大事なことと新たな課題が見つかり、とても勉強になりました。
他大学院の発表では、特別支援教育の分野が一番多く、特に目を引きました。それだけ教員のニーズが高いということだと思います。「MI理論」を取り入れて授業分析をし、個に応じた指導を行う方法が発表されたり、支援シートを有効活用した児童理解とケース会議の方法が提案されたりと具体的な手だてなどが報告されました。
ポスターセッションの合間に他大学院の方々と情報交換をすることができ、それも有意義な時間となりました。
これまで学校課題研究をご指導していただきました井出准教授ならびに当日ご指導いただきました坂野教授、阿久澤教授に感謝申し上げます。

(現職院生・I.S.)