令和7年度「学校課題研究」テーマ・構想発表会を終えて
2025.04.14
令和7年4月10日(木)、本年度の「学校課題研究」テーマ・構想発表会が行われました。今年度は、SM学生5名、現職院生3名の計8名がそれぞれの研究テーマについて発表を行いました。
現職院生にとっては、入学からわずか一週間という短期間での準備となりましたが、これまでの教育現場での経験をもとに、自校の課題を振り返りながらテーマを設定し、構想を練り上げ、発表に臨みました。私自身も3月31日まで高校現場で勤務していたため、頭を「指導モード」から「学習・研究モード」へと切り替える必要があり、必死の準備となりました。
発表会では、大学院の先生方に加え、SM1年生の皆さんも参加され、Google Classroomを活用してリアルタイムでコメントを書き込むスタイルで実施されました。多様な視点からの意見が即座に共有されることで、振り返りがしやすく、大変学びの多い時間となりました。
SMの学生による発表は、教科の本質的な課題に迫る鋭い視点と、先行研究を踏まえた論理的な構成、そして丁寧に作られたスライドに加え、堂々としたプレゼンテーションが印象的で、非常に刺激を受けました。私たち現職院生も、「負けていられない!」という熱い気持ちを新たにし、研究への意欲が一層高まりました。
今後は、いただいた貴重なご意見を踏まえて、研究の焦点をより明確にし、変化の激しい教育現場に寄与できる実践的な研究を目指してまいります。そして、限られた1年間を無駄にすることなく、教育を見つめなおし、SMの学生と共に高め合っていけるよう努力していく所存です。
最後に、発表の準備・運営に協力してくれたSM1年生の皆さん、温かく見守ってくださった先生方に心より感謝申し上げます。この一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
(現職院生T.K)


