外国語活動の授業を参観しました

2011.11.01

町田市立南大谷小学校で6年生の外国語活動を参観しました。リベラルアーツ学科の紹介です。教職大学院からは、現職院生の丹野、高橋が参加しました。
単元は「道案内をしよう」です。単元の目標は「道の聞き方に興味をもつ」「場所の名前の単語に楽しみながら慣れ親しむ」「表情やジェスチャーをつけながら、道案内しようとする」でした。
まず驚いたのは、挨拶の声です。笑顔で、しかも大きな声です。6年生でこれは素晴らしいと思いました。
授業が始まった瞬間、子どもがどんどん英語の世界へ引き込まれていきました。ポイントとして、1.授業のテンポがいい。2.タイミングよくほめる。3.説明、指示は短く、デモンストレーションを取り入れる。4.空白の時間を作らない、などがあると感じました。
メインの学習活動では、ピクチャーカードを使って、2人1組になって、道案内をします。使う英語は、主に「GO STRAIGHT」「TURN RIGHT」「TURN LEFT」「STOP」この4フレーズでした。私は、この活動を、教室の中を歩いて案内する活動をしたことがありますが、歩くことで、コミュニケーションそのものに集中できませんでした。今回の学習では、机の上で案内することで、コミュニケーションそのものに集中していました。子どもたちは、3人の友達と会話しました。ペアをかえていく度に、会話がスムーズになっていきます。
最後に、スキットショーをして、コミュニケーション活動を振り返りました。やりっぱなしにせず、振り返りをしていくのは効果的だと思いました。前に2人出て、みんなの前で会話をします。みんなの前で発表することで、演じる要素が加わってきます。発表する方も、見る方も、笑顔で参加していました。コミュニケーションそのものを楽しんでいるのがわかります。
最初から最後まで授業に集中し、子どもたちが達成感を感じているのがよくわかる授業でした。参観にご協力していただいた、町田市教育委員会のみなさん、南大谷小学校のみなさん、玉川大学リベラルアーツ学科の先生方、ありがとうございました。

(現職院生・T.G.)