夏期集中講義「コンピュータと教育」第4日目

2011.08.12

夏季集中講義「コンピュータと教育」も残すところ2日となりました。
4日目となった今日は、「校内分掌におけるICT活用」というテーマでゲストの先生から現場での校内文書でのICT活用の実践報告を聞かせていただくことができました。実際の活用の様子を見せていただいて、転記作業の減少や、あまり時間をかけたくない点検作業等の時間の削減などICT活用の効果を実感しました。一方、学校独自のやり方の問題や先進的な技術の一般化の難しさもわかり、すべての学校で一般化された簡単なシステムの必要性に気が付くことができたと思います。学校は単体で運営されているのではなく、専門的な技術をもつ言わば「プロ」の企業と関わりながら運営されています。より効率的に校務を行い、教員の本質的な仕事へかける時間を確保するためにも、「プロ」の企業とWIN-WINの関係で連携しながら学校が運営されること、そして今後より多くの学校に簡単で誰でも使えるような統一されたシステムが導入され活用されることが大切だと感じました。
また授業の最後には、最終日の発表のグループが発表されました。多くの院生たちが講義後に夜遅くまで院生室に残り、試行錯誤しながら自分たちの発表を準備していました。この集中講義の集大成といえるものなので、全員が目の奥にメラメラとした炎が見えるほど燃えているようです。明日の発表が今から楽しみです。

(ストレートマスター1年・H.Y.)