夏期集中講義「コンピュータと教育」第3日目

2011.08.11

夏期集中講義「コンピュータと教育」の第3日目が行われました。
午前の講義では、実際の校務支援システムの説明と、「教育の情報化に関する手引」の概要説明を受けました。校務支援システムは1つの道具であり、教師が楽をするために使うのではなく、児童と接する時間をより多くするために使って行くことが必要だと学びました。
午後の講義では、「ICT活用指導力チェックリスト」の講義でした。班で実際にチェックリストにチェックをし、集計をしましたが、やはりICT活用の経験がある現職の先生方は得点が高い傾向がありました。
その後の現場の先生方による講義は、学級経営の視点と学校経営の視点の2つの視点から学校の情報化を考える実践報告でした。学級経営の視点からは、とてもたくさんの指導アイデアをいただくことができました。心に残ったのは「学級経営の基本はICTの有る無しに関係がない」ということです。学校経営の視点では、学校ウェブサイトとしてブログ型のシステムが望ましいという話が印象に残りました。「今の現状に完全にあった道具は無い。学校が合わせて行く事も大切だ」という言葉が、とても印象的でした。
今日の講義を通して、ICTはあくまで教師を助ける方法の1つであると理解しました。今までのスタイルに「付け加える」形で、誰でも使えるICT活用が大切だと思います。私も教師になった時に、この講義で学んだことを生かして行きたいと思いました。

(ストレートマスター1年・O.Y.)