夏期集中講義「コンピュータと教育」第1日目

2011.08.09

今日から、堀田教授による「コンピュータと教育」の集中講義(全5日間)が始まりました。私たち大学院生に加え、企業の方や様々な小学校の先生方をゲストに招いて行われるということで、教室内は学ぶ活気に満ちていました。
講義内容としては、まず「教育の情報化」について、その具体例を挙げながら「教科指導におけるICT活用」・「情報教育」・「校務の情報化」の3つに分類し、本講義で学んでいく内容についての共通理解を図ることから始まりました。そして、今日はそこから「教科指導におけるICT活用」に焦点を絞って、実物投影機やフラッシュ型教材の活用などの具体的な実践例を、堀田教授やゲストの方々による講義や演習を通して学びました。
私はコンピュータの扱いに苦手意識があり、ICTを実際に使うのは敷居が高いように感じていたのですが、今日の講義を通して、実物投影機などのICTの使用方法のシンプルさ・手軽さと、ICTを使う利点(児童生徒の体験の充実・集中力UP・理解度UP・学力向上など)を学ぶことができ、ICTを活用できるようになりたいと思うとともに、子どもたちのためにすべての教室でICTが活用されることの必要性を感じました。
しかし、安易にICTに頼ってしまうのではなく、あくまでも道具としてICTを活用することが大切であり、その基盤として教師の確かな授業技術が必要不可欠であるということなので、ICTを活用するためにも授業技術を身につける努力をしていこうと思いました。

(ストレートマスター・A.S.)