夏季研修真っ盛りです
2011.08.05
夏こそ研修!ということで、現職院生は、日々、研修に勤しんでいます。
私は、学校課題研究である「外国語活動」の講義を8月3日、4日に受けました。
以下、学んだことで印象に残ったことを紹介します。
8月3日(水)東京学芸大学公開講座「担任教師が進める外国語活動」
- 思い
言葉の姿として、その根本に心、思いがなくてはならない。
カルタ、キーワードゲームでは、音声、文字だけの活動になっている。
Which color do you like? blue!!(消しゴムをとる。)
完全に呪文である。
特にスピードアップするゲームは、言葉を大事にしていない。 - 「聞く」ということ
聞く活動をもっと取り入れる。聞いて聞いて、ちょろっと話す、で十分。
聞いた量と言った量では、聞いた量が圧倒的に多くてよい。
根気よく英語で、何度も繰り返す。 - 歌
英語らしさを出すには歌を歌う活動を。歌詞は全て書き出す。
歌わなくてもいい。聞くだけでもいい。 - ゲーム、ゲームしない。
ゲームじゃなく、言語を楽しむ活動を。やるものにこりすぎない。
表現や語彙をおもちゃにして遊ぶのではなく、本当に心から使う。
ゲームに母屋を乗っ取られない。言葉の持つ地味滋養を信頼する。
受信→発信 受信量>発信量 を間違えない。
8月4日(木)東京都教職員夏季集中講座
印象に残ったのは以下の点です。
- 中学校では、改訂で英語の授業時数が増えている。105時間→140時間
- 中学校1年生における言語活動を新学習指導要領としては、「小学校における外国語活動を通じて音声面を中心としたコミュニケーションに対する態度などの一定の素地が育成されることを踏まえ」て指導することが明記されている。
- おすすめの歌は、Hello,Goodbye。おすすめのBGMは、Obladi Oblada。
- 教材を用意する時、子どもにとって、Something different, Something newなものを準備する。
(現職院生・T.G.)