New Education Expoで小松教授の講演を聴きました

2011.06.09

6月2日(木)~4日(土)まで、お台場で「New Education Expo 2011」が開かれました。
2日(木)には、教職大学院の小松郁夫教授が、「『新しい公共』型学校の創造」という基調講演をされました。この講演には、現職院生3名と、ストレートマスター4名が参加しました。講演の様子は、札幌・福岡にも同時中継されていました。
講演では、コミュニティ・スクールについて歴史的経緯や現状、これからの可能性などが中心に挙げられました。制度導入から7年目ですが、3月11日の東日本大震災で、地域における学校の役割が今まで以上に大きく問われているところです。閉鎖的な学校ではなく、保護者や地域と一体となって、新しい学校像を作っていかなくてはならないと感じました。また、家族中心・地域中心の避難計画、復興計画の中では、子どものコミュニティが後回しにされているという現状を知り、ぜひ、子どもたちの視点も考慮した復興計画をしてほしいと感じました。
これからの学校は、横並び主義を脱却し、進化する社会のニーズや子供像に合わせて新しいカリキュラム編成をするなど、改革・改善をしていく必要性があるということを、この講演から学びました。とても勉強になりました。

(現職院生・A.C./T.Y.)