関西大学初等部を訪問しました

2011.06.06

6月2日(木)に、堀田教授、井出准教授および現職院生5名で、大阪府高槻市にある関西大学初等部を訪問しました。訪問の目的は、関西大学初等部における学習環境、授業運営、教育課程および校内研究の推進に関する調査を行うことです。
関西大学初等部は2年前に開校した新しい学校です。12年間の一貫教育を、同一のキャンパスで実践することを目指している学校です。そのため、13階建ての建物に初等部から高等部までが一緒に生活をしています。
初等部は、同一学年の2教室が向き合い、2教室の間にオープンスペースがありました。すべての普通教室に、大型の電子黒板と実物投影機が配備され、教卓にはコンピュータが2台常設されている素晴らしい教室環境でした。
初等部では、「ミューズ学習」と呼ばれる「思考スキルを習得するための学習」を実践していました。「ミューズ学習」はカリキュラムの中核に位置づけられ、今年度も約20回の校内研究を計画しているそうです。私たちが参観させていただいた1年生と2年生の国語科の授業の中でも、思考スキルを意識した学習が行われていました。思考スキルを習得した子どもたちが、高学年になると教科の中でどのように生かしていくのか、さらに楽しみになりました。
運動会直前のお忙しい時期に、ご案内いただいた校長先生、教頭先生、授業を公開してくださった塩谷先生、今宮先生に、心より感謝しております。ありがとうございました。

関西大学初等部ホームページ

(現職院生・K.H.)