「指導主事特別講義」第3日目

2013.02.27

月曜日から行われていた、井出教授による「指導主事特別講義」の3日間の講義が終了しました。 今日の講義は、「指導力不足教員への対応」と「事業の企画立案」の2つでした。
「事業の企画立案」の講義では、厳しいながらも細かな指導をいただきながら何とか形にしていきました。一つの事業を立ち上げるためにいろいろな準備がなされていることが分かるとともに、教育行政という仕事の重さを感じました。
「指導力不足教員への対応」の講義では、対応の段階をどのように組んでいくのかということを中心に教えていただきました。このような対応においては、具体的に行動目標を示すことが大切であることを井出教授は強くおっしゃっていました。しかし、このことは、学校現場においても、教員一人一人の指導を見直したり向上させたりするなどの視点としてもってよいのではないかと、お話をお聞きする中で感じました。指導力不足といわれる教員だけでなくても、自分の指導力に自信を無くしている若手教員の指導力向上や自分自身の指導を振り返るための視点として考えられそうです。
この3日間は、東京都の管理職候補者ではない現職も参加しての講義でしたが、学校現場ではなかなか知ることができない教育行政の裏側を知ることができたという点において意義ある講義でした。この3日間の講義で学んだことを4月からの仕事に生かしていきたいと思います。

(現職院生・H.M.)