学校訪問をしました(その2)

2013.07.05

7月4日(木),井出一雄教授と坂野慎二教授の担当する「学校経営の研究と実践」で,第2回目の学校訪問に行ってきました。
今回ご協力いただいたのは,世田谷区立用賀小学校です。お忙しい中,宮本正彦校長先生からは,学校としての組織の在り方や地域との連携活動など,学校経営という視点でお話を伺いました。
お話の中で印象的だったのが,「子どもが主役。何かあったらそこに立ち返ることが大事。」ということです。

子どもが主役。だから,保護者・地域と協働する学校。
子どもが主役。だから教職員が高め合える学校。

地域ぐるみで子どもたちを育てるという点で,前回,訪問させていただいた府中市立第一小学校と共通するところがあり,学校経営は地域との連携が肝要であることを改めて学ぶことができました。
また,「ミドルアップダウンで人材育成をする。」というお話も大変勉強になりました。若手教員の育成は教育現場の課題です。それには,「私もあの先生のようになりたい!」と思えるミドルリーダーの育成が必要不可欠です。用賀小学校では,ミドルリーダー(主幹教諭や主任教諭)が中心となって学校を動かす体制になっており,若手教員によい刺激となっているとのことでした。
今回の学校訪問でも多くの学びがありました。この学びを,指導主事として,または所属校のミドルリーダーとして学校現場に還元していくことが,学校訪問をさせていただいた恩返しになると思います。
ご協力いただいた世田谷区立用賀小学校の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
(現職院生・Y.S.)