学校カウンセリングの技法

2015.12.07

「コンサルテーション」

この講義で一貫して田原先生が言われている言葉です。
教職大学院で学ぶ者に求められるのは、まず次の2つです。
・障害や精神疾患などに関する知識(評価、見立てをする力)
・個々の事例への対応方法(相談、カウンセリングなど)
この2つに合わせて、さらに次のこともあります。
・学校、家庭、(外部機関)の間を取り持ち、それぞれに必要な指示・要望を出す役割(コンサルテーション)
これらは、第1回目の講義から繰り返し教えていただきました。
この講義では、こうしたカウンセリングの考え方やポイント、現場で出会う様々な事例の原因や対応などについて学んでいます。
初めて知ることが多く、田原先生に質問をしたり、受講生同士で議論をしたりしながら、学びを深めています。

~今日の講義(12/3)内容を少し紹介~
“系統的脱感作法”の「逆制止」の原理の利用について学びました。具体的には、「筋弛緩法」と「自律訓練法」です。どちらも神経症の治療方法の一種ですが、日常生活でも十分活用できるものです。試してみたいと思いました。次回からはK-ABCの話に入っていきます。WISC以上に使われている検査ということで、こちらもしっかり学びたいです。

SM2年 T. W.