給付型奨学金入学試験

入学試験において一定の優秀な成績を修めた方について、最大4年間の授業料を給付する選抜制度です。成績に応じて授業料全額、半額相当額、3分の1相当額を給付します*1。2月2日・3日は玉川大学試験場のほか、15会場で学外試験を実施します。

すでに「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「帰国者入学試験」「社会人入学試験」で本学に合格している場合でも出願が可能です(ただし、入学手続が完了した学科に限ります)。

  • 同日程、同一問題で実施する「全学統一入学試験」「地域創生教員養成入学試験」を併願受験すると、それぞれの選抜制度で合否判定が行われるため合格のチャンスが広がります(入学検定料割引あり)。
  • *1
    給付は、授業料(最大4年間)のみとなり、入学金、教育研究諸料、特別プログラム費用、諸費は納付が必要です。入学手続時ならびに2年時以降も正規の授業料を一旦納入し選考基準に則った金額を給付します。入学後、学期ごとに学業成績状況などにより給付継続可否の審査を行い、給付を取り消す場合があります。

募集人員

学部 学科 募集人員(名)*2
教育 教育 初等教育専攻、社会科教育専攻 64
保健体育専攻 13
乳幼児発達 27
英語教育 26
国語教育 19
芸術 音楽 演奏・創作コース 6
ミュージカルコース 9
音楽教育コース 10
アート・デザイン メディア表現コース 26
美術教育コース 3
演劇・舞踊 30
経営 国際経営 46
観光 観光 44
リベラルアーツ リベラルアーツ 60
生産農 48
生産農 理科教育コース 10
環境農 26
先端食農 26
デザインサイエンス 20
情報通信工 19
マネジメントサイエンス 14
ソフトウェアサイエンス 18
数学教員養成プログラム*3 13
  • *2
    「給付型奨学金入学試験」は全学部合計最大40名で、「全学統一入学試験」「地域創生教員養成入学試験」の募集人員に含まれます。
  • *3
    合格後にデザインサイエンス学科、情報通信工学科、マネジメントサイエンス学科、ソフトウェアサイエンス学科のうちから、所属する学科を選択します。

試験日程

出願期間 2025年1月6日(月)~1月23日(木)(消印有効)*4
インターネット出願*5
試験日 2025年2月2日(日)~2月5日(水)
試験場 玉川大学、学外試験場(2月2日・3日のみ)
合格発表日 2025年2月18日(火)
入学手続締切日 2025年2月28日(金)(消印有効)*4
  • *4
    日本国外から出願書類や入学手続書類を郵送する場合は締切日までに必着。
  • *5
    インターネット出願の最終日の登録時間は16時までとなります。

2月2日・3日は玉川大学会場のほか、15の学外試験会場(札幌・仙台・水戸・高崎・大宮・千葉・池袋・立川・横浜・新潟・長野・静岡・名古屋・大阪・福岡)を設けています。

  • 実技適性試験は、玉川大学試験場でのみ実施します。教育学部教育学科保健体育専攻(実技必須)志願者および芸術学部で実技を選択する志願者は、玉川大学試験場での受験となります。
  • 地域創生教員養成入学試験(2月2日・3日)と併願受験する場合、教育学部教育学科保健体育専攻は実技を免除し、「外国語」・「国語 or 数学」を各150点に換算します。芸術学部は実技選択不可です。

出願資格

次のいずれかに該当する者

  • 1.
    高等学校または中等教育学校を卒業した者、および2025年3月卒業見込みの者。
  • 2.
    通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および2025年3月修了見込みの者。
  • 3.
    高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者、および2025年3月31日までにこれに該当する見込みの者。
    • (1)
      外国において、学校教育における12年の課程を修了した者、および2025年3月31日までに修了見込みの者、またはこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
    • (2)
      文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者、および2025年3月31日までに修了見込みの者。
    • (3)
      専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であること。その他の文部科学大臣が定める基準を満たす者に限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以降に修了した者、および2025年3月31日までに修了見込みの者。
    • (4)
      文部科学大臣の指定した者。
    • (5)
      文部科学大臣の行う高等学校卒業程度認定試験に合格した者(旧規程による大学入学資格検定に合格した者を含む。)、および2025年3月31日までに合格見込みの者で、2025年3月31日までに18歳に達する者。

すでに他の入学試験等で本学に合格している場合でも出願が可能です(ただし、入学手続が完了した学科に限ります)。

入学検定料

35,000円

  • 複数日程の併願受験、全学統一入学試験・地域創生教員養成入学試験との併願受験、資格・検定取得者の場合、入学検定料割引制度を利用できます。

試験科目

「全学統一入学試験」「地域創生教員養成入学試験」と同一問題で実施

学部・学科試験科目合計点数
教育教育初等教育専攻 「外国語」必須、「国語」・「数学」より1科目選択 200点満点
社会科教育専攻
保健体育専攻 「外国語」・「実技」必須、「国語」・「数学」より1科目選択
「実技」は玉川大学試験場でのみ実施。学外試験会場では実施しない。
「地域創生教員養成入学試験」(2月2日・3日)と併願受験する場合「実技」は免除。
300点満点
乳幼児発達 「外国語」必須、「国語」・「数学」より1科目選択 200点満点
「国語」・「外国語」必須 英語教育:250点満点
国語教育:200点満点
芸術 「国語 or 数学」・「外国語」・「実技」より2科目選択
「実技」は玉川大学試験場でのみ実施。
「地域創生教員養成入試」(2月2日・3日)と併願受験する場合「実技」は免除。
200点満点
経営 「外国語」必須、「国語」・「数学」より1科目選択 200点満点
観光 250点満点
リベラルアーツ 200点満点
「理科(化学 or 生物)」必須、「外国語」・「数学」より1科目選択 200点満点
デザインサイエンス 「数学」必須、「外国語」・「理科(物理 or 化学)」より1科目選択 200点満点
情報通信工 200点満点
マネジメントサイエンス 200点満点
ソフトウェアサイエンス 200点満点
数学教員養成プログラム 300点満点

試験科目範囲・配点/試験時間

国語

「現代の国語・言語文化(古文・漢文を除く)・論理国語」100点/60分

外国語

英語外部試験スコアの換算点または大学入学共通テスト 外国語「英語」(リスニング含む)の得点による換算点 100点

(文学部英語教育学科/観光学部は100点を150点に換算)

数学

教育学部・芸術学部・経営学部・観光学部・リベラルアーツ学部・農学部・工学部(数学教員養成プログラムのぞく):

「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A(「図形の性質」「場合の数と確立」)・数学B(「数列」)・数学C(「ベクトル」)」100点/60分

工学部数学教員養成プログラム:

「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A(「図形の性質」「場合の数と確立」)・数学B(「数列」)・数学C(「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」)」200点/60分(100点を200点に換算)

理科

「物理基礎・物理(ただし「原子」 の範囲を除く)」100点/60分
「化学基礎・化学」100点/60分
「生物基礎・生物」100点/60分

実技

教育学部教育学科保健体育専攻 実技適性試験(課題は下記参照) 100点
芸術学部 実技適性試験(課題は下記参照) 100点

教育学部 教育学科 保健体育専攻 実技適性試験

次の4つの種目で基本的な体力・運動能力を測ります。

  • 立ち3段跳び
  • マット運動(側転・倒立前転)
  • Throw & Catch (30秒)
  • 反復横跳び (20秒)
  • 実技適性試験は、玉川大学試験場でのみ実施します。学外試験場では受験できません。
  • 「地域創生教員養成入学試験」(2月2日・3日)と併願受験する場合、実技は免除。

芸術学部 実技適性試験

「実技」の選択者は、次の1〜7の各課題の中から、1つの課題を選択し受験してください

1.作曲、4.鉛筆デッサン、5.作品審査は課題内容の①②を、6.演技、7.舞踊は課題内容の①②③④のすべてを受験すること。

課題名課題内容
1.作曲
  • 受験生自身が作曲した曲を演奏、もしくはパソコンで作曲した曲を再生する(3分間まで)。
  • 作曲した作品についてのプレゼンテーション。
*作詞がある場合は印刷して持参すること。
▼プレゼンテーション、質疑応答を含めて合計10 分間。
2.声楽
  • 自由曲 1曲 暗譜で演奏のこと。
▼伴奏譜を出願時に必ず提出する事。
3.器楽
  • 鍵盤楽器 (ピアノ)
    • 任意の独奏曲 1曲 暗譜で演奏のこと。
    (オルガン)
    • 任意の独奏曲 1曲 暗譜の必要はない。
    *ピアノでの受験も可。
  • 管楽器
    木管楽器
    (フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット・サキソフォーン)
    金管楽器
    (トランペット・ホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・テューバ)
    • 任意の独奏曲または練習曲 1曲 暗譜の必要はない。
  • 弦楽器 (ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)
    • 任意の独奏曲 1曲 暗譜の必要はない。
    (コントラバス)
    • 任意の独奏曲または練習曲 1曲 暗譜の必要はない。
    (ギター)
    • クラシック、ジャズ、ポップスのいずれかのスタイルより任意の1曲をソロギタースタイル(独奏)で演奏、もしくはメロディーを単旋律で演奏後にコード&リズムをすべて一人で演奏する。暗譜の必要はない。
      *CD、カラオケ等の音源は使用不可。
  • 打楽器
    (マリンバ・小太鼓)
    • 任意の独奏曲(無伴奏)または練習曲 1曲 暗譜の必要はない。
4.鉛筆デッサン
  • 与えられたモチーフ(静物)を台上に配置し鉛筆により描写する。
  • 試験時間内にモチーフを配置した意図(100字程度)を所定用紙に記入する。
  • 鉛筆デッサン用具一式を持参する(デッサンスケールやはかり棒、擦筆、ガーゼ、ティッシュなどの使用は可とする)。
  • 画用紙八つ切りサイズ(271×382㎜)、画板は本学で用意。
  • モチーフは1人に1セットずつ配布。

【試験時間90分】

5.作品審査
  • 受験生自身が制作した作品を持参(絵画、イラスト、立体、デザイン、工芸、漫画、アニメーション、映像など)。
  • 作品に関する口述試験
    (3分間のプレゼンテーションと、質疑応答。合計10分間)。
  • 作品は、主に視覚芸術作品を対象とする。音響効果を加えた作品も可。
  • 実作品を持参せずに、ポートフォリオ(形式は任意)での提示も可。
  • 電子機器(タブレットやノートパソコン)が必要な場合は、各自で持参する。
  • 作品数は5点までとする。
6. 演技
  • ウォーミングアップ
  • 「創作」(当日指定されるテキストをもとに劇のシーンを創作する)
  • 「モノローグ」(当日指定されるテキストをもとに個人で創作する)
  • 「質疑応答」
    • 動きやすい服装を各自で用意すること。
      シャツは淡色・無地、タイトフィットで動きやすい服装が好ましい。
    • 試験会場内では裸足(怪我など特段の事情がある場合は体育館用シューズ・ダンス用シューズなども可)。
7.舞踊
  • 当日に指定される課題曲で舞踊作品を創作する。
  • 受験生自身の選曲による舞踊作品についてのプレゼンテーション(1分間)。
  • 受験生自身の選曲による舞踊作品を実演する(2分間)。
    • 必要な音源は受験生自身が準備すること。USBにデータファイル(wav(推奨)、mp3、mp4)を入れて当日提出(試験後に返却)。
    • 振付は、本人または他の振付者の舞踊作品によるものでも構わない。
  • 質疑応答
    • 動きやすい服装および履物を各自で用意すること。
      体操着・ダンスウェア/体育館用シューズ・ダンス用シューズなど。試験会場内はリノリウム敷きのため裸足も可。
      アクティングエリアは約8m×8m。
  • 実技適性試験は、玉川大学試験場でのみ実施します。学外試験場では受験できません。
  • 「地域創生教員養成入学試験」(2月2日・3日)と併願受験する場合、実技は選択不可。

入試トピックス

以下のページでは、入試に関するトピックスを紹介しており、玉川大学の入学希望者、受験を検討されている方向けに入試情報を掲載しています。

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