玉川大学 研究所

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先端知能・ロボット研究センター(AIBot研究センター)

人々が想像し、夢や希望から生み出された「技術」で世界は創られてきました。空想の世界で生まれた「ロボット」という言葉は、技術の進歩に伴い、驚くべき速度で現実の世界へと発展し、人々の労働生産性を飛躍的に高め、社会の成長を支えてきました。近年ChatGPTをはじめ、生成AIによる社会システムの変革が 現実的な問題として議論され始めています。人々が作った知能が自らの限界を超え、従来の人類と技術の関係が逆転する、すなわち技術が人より賢くなる社会の到来が捉えようのない不安と共に予想されています。人工知能やロボットが普及した未来は人々と「技術」が共に生き、共に働く社会であるべきです。そこは、一人ひとりが様々な価値を認め合う社会であることが大事です。本研究センターでは多様な価値が調和的に創造される社会の実現を目指し、人工知能、認知科学、ロボットテクノロジーをキーワードに人間中心の社会知性の創成を支援するための研究を推進します。私達が目指すのは、人々と「技術」が共に生き、共に働く社会を創ることです。人々が活躍し、人々の幸せを実現する社会のために、「技術」が貢献できることは何かを考え、人と「技術」が調和する社会の実現を求めます。

先端知能・ロボット研究センター(AIBot研究センター)主任 稲邑 哲也

ロボティクス研究部門

人間と機械が意味理解を伴ったコミュニケーションに基づいて日常的なタスクを協調しながら達成する、人間機械コラボレーションを実現するための基盤技術を確立することを目指します。そのために、実世界での意味理解を扱う「記号創発ロボティクス」のアプローチを、コミュニケーションやビッグデータ利用へ拡張し、これを実現したいと考えています。

人工脳機能研究部門

介護施設などで運動能力に問題を抱えるような人々のウェルビーイングの状態をより向上させるための方法論として、VR技術を用いた仮想体験に着目し、運動の結果を拡張して呈示するポジティブイリュージョンとロボットによる物理的支援を組み合わせ、「自分ならできる」と将来の可能性に期待できる「自己効力感」を向上させるシステムの構成法を明らかにします。
さらに、ユーザの主体的な行動を妨げないような「アシストし過ぎないアシスト」のサジ加減を実現する方法論を、脳活動イメージングなどの脳科学の知見との連携により明らかにしていきます。

AIビジネス開発部門

AIビジネス開発部門では、AIやドローン、画像解析技術、VRロボティクスなどのテクノロジーを活用した新規ビジネスの変容(DX: Digital Transformation)とともに、AI・ロボティクスに関連したビジネスの創造について研究をしています。AI・ロボティクスによるビジネスの変容の研究として、既存のサプライチェーンやバリューチェーンを変革させるテクノロジーの適用を研究し、どのようにAI・ロボティクスを活用できるかを明らかにします。

数理・データサイエンス・AI研究部門

令和3年8月4日付けで「玉川大学数理・データサイエンス・AI教育プログラム」が文部科学省から「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました。「文理を問わず、数理・データサイエンス・AIの素養を身に付けた学生を育成する」という玉川大学独自のAIリテラシー教育の体系化を進めます。

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