心の哲学研究部門第21回研究会 シンポジウム「脳科学と社会」を2024年10月12日(土)にハイブリッドで開催
2024.09.09
玉川大学脳科学研究所 脳・心・社会融合研究センター 心の哲学研究部門では、第21回研究会としてシンポジウムを開催いたします。
詳細につきましては以下のとおりです。
テーマ | 脳科学と社会 | ||||||||
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日時 | 2024年10月12日(土) 13:30~18:00 | ||||||||
開催方法 | ハイブリッド開催(Zoom meeting) 学外の方につきましては、オンラインでの参加となります。 |
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プログラム |
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参加登録 | 学外の方につきましては、オンラインでの参加となります。 Zoom meetingでの開催のため、下記サイトにて登録をお願いします。 登録後、Zoom meetingのURL等をお送りします(登録時の個人情報は本研究会のご案内以外には使用しません)。 |
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登録締切日 | 2024年10月11日(金)17時 | ||||||||
個人情報の取り組み | 下記、個人情報への取り組みをご確認のうえ、同意する場合のみ参加登録をお願いします。 | ||||||||
参加費 | 無料 | ||||||||
主催 | 玉川大学脳科学研究所 脳・心・社会融合研究センター 心の哲学研究部門 |
講演内容
講演1
「孤立・孤独の神経科学」
柳澤 邦昭(神戸大学)
社会的孤立と孤独は、現代社会において特に深刻な問題とされている。心理学、社会学、神経科学など多岐にわたる分野で孤立や孤独の影響に関する知見が蓄積されてきたが、これらの現象がなぜ生じるのかという根本的な問いに対する検討は依然として不十分である。本発表では、孤立・孤独の発生メカニズムに関する最新の神経科学的研究を紹介し、その知見を基に今後の研究の展望についても議論する。
講演2
「脳神経科学ガバナンスの国際的な動向」
石田 柊(広島大学)
脳神経科学とその応用についての国際的なルール作りが、OECDや欧州委員会などで議論されている。その一環で、脳や心に特化した新しい人権、つまり「脳神経関連権(neurorights)」が提案されたが、この考え方の意義と有用性はまだ論争的である。本発表では、「脳神経関連権」に代表される直近の脳神経科学・ニューロテック規制の動向を紹介した上で、実りある国際的ガバナンスの展望を、現場の科学者である参加者とともに検討したい。
お問い合わせ
玉川大学研究推進事業部研究推進課
Tel:042-739-8666
e-mail:research@tamagawa.ac.jp