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「2022年度SCAT 表彰 会長賞」を量子情報科学研究所の研究者が受賞!

2023.02.06

玉川大学量子情報科学研究所の廣田 修名誉教授(前研究所長)、二見 史生教授(超高速量子通信研究センター主任)、加藤 研太郎教授(量子情報数理研究センター主任)、谷澤 健教授(超高速量子通信研究センター)は、2022年度SCAT表彰において、「量子ノイズ・ランダム化によるY-00量子ストリーム暗号の開発と運用」の研究で会長賞を受賞しました。

表彰の様子
謝辞を述べる廣田名誉教授

「SCAT 表彰」は、一般財団法人テレコム先端技術研究支援センターがICT(情報通信技術)の研究開発により国民生活の安全安心に寄与するなど多大な貢献のあった研究者に授与するもので、2019 年度から公募・他薦によって実施しているものです。
今回の受賞は量子現象を利用し、データを暗号化する量子暗号形式Y-00方式をYuen ノースウエスタン大学教授とともに提案し、その実用化に向けて理論研究と社会実装に向けた実証実験の両輪で長年積み上げてきた研究成果を評価されてのことです。
テレコム先端技術研究支援センターからは、「日本の優れた光通信技術を活用しながら、光通信網における物理レイヤからの攻撃による危険性を払拭し、我が国の基幹通信回線のセキュリティを向上する技術開発に多大な貢献を果した」とコメントをいただきました。

Society 5.0時代の産業基盤に不可欠な暗号通信技術(光通信量子暗号)の開発を担う量子情報科学研究所。これからも安全安心な通信技術の構築に向けて、研究活動を展開していきます。ぜひご注目ください。

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