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2007年度 活動記録

2007年度第2回「研究会」を開催

日時 2007年10月9日(火)17時~
場所 玉川大学キャンパス内大学5号館325号
研究発表1 発表者
 玉川大学芸術学部法月敏彦教授(施設研究員)
標題
 俳優の演技における人格(キャラクター)の多様性と一様性の諸問題
発表要旨
 俳優の演技には、(1)アジアにおける多様性人格モデル、(2)ヨーロッパにおける一様性人格モデル、というものが想定できるのではないだろうか。また、その根底に、「自我」の認識に関する相違点が認められるであろう。
研究発表2 発表者
 玉川大学芸術学部 林卓行 准教授(施設研究員)
標題
 《場への特化》の再=再定義Re-re-defining 'Site-Specificity'
発表要旨
 ニューヨークの近代美術館において今夏開催された、リチャード・セラの回顧展を踏まえ、作品が設置される「場」という条件をほとんど省みることがないかれの作品こそが、むしろその「場」を別様に変え、あるいはそのあらたな相貌を明らかにする作用を持つことを論じた。

2007年度第1回「研究会」を開催

日時 2007年7月4日(水)17時~
場所 玉川大学キャンパス内大学5号館325号
研究発表1 発表者
 玉川大学通信教育部大倉健太郎准教授(施設研究員)
標題
 「多様性と一様性」に関する議論を支える知の構造-修身科と道徳教育を事例に-
発表要旨
 教育において「徳」が論じられる際、修身科や戦後の道徳教育がどのような概念枠組みや知の構造に支えられてきたのか。研究の仮説として、修身科では一様(全体もしくはトータル)としての国民国家像が、そして道徳教育においては多様な国民国家像が念頭に、教科や学習が構造化されているといったことについて発表した。
研究発表2 発表者
 玉川大学文学部小田部進一助教(施設研究員)
標題
 宗教改革の一様性と多様性-ヴィッテンベルクの宗教改革運動を中心として-
発表要旨
 「聖書主義」という原理が宗教改革運動の「一」を形成しているという仮設を媒介にして、宗教改革運動内部の「多様」な意見の間のズレを発見し、それを検証し、特に、ヴィッテンベルクの二人の指導的宗教改革者ルターとカールシュタットの思想と実践に注目した。

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