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特許取得の報告「誤り訂正符号化装置、誤り訂正符号化方法及びプログラム」

2012.09.27

【課題】
セキュリティ対策を講じた誤り訂正符号化装置、誤り訂正符号化方法及びプログラムを提供する。

【解決手段】
長さK´の送りたいデータを、ガロア体GF(q)上のM´×N´生成行列Fによって指定される[[N´,K´]]符号化により、長さN´のベクトル(数1)に符号化する第1符号化手段と、i=1,・・・・,Nに対して、(数2)を生成行列Giによって指定される[[ni,ki]]符号化により、長さniのベクトルに符号化する第2符号化手段と、w(1),・・・・,w(N)を連接して得られる[w(1)・・・・w(N)]を符号化結果として出力する出力手段とを備える(図2)。

(数1)

(数2)

ここで、[[n,k]]符号化とは、特許第4756489号(特許登録日:平成23年6月10日、特許取得者:濵田充教授)の誤り訂正符号化である(図1)。同[[n,k]]符号化(同図セクション1)は、m-k個のディジットからなるベクトルu=(xk+1,・・・・,xm)をランダムに発生する発生手段(セクション2)と、送りたいデータx=(x1,・・・・,xk)に前記発生手段でランダムに発生したm-k個のディジットからなるベクトルu=(xk+1,・・・・,xm)を連接して、x´=[xu]=(x1,・・・・,xm)を生成する生成手段(セクション3)と、前記生成手段で生成されたx´を従前の誤り訂正符号の意味で[n,m]符号化して長さnのベクトルを出力する出力手段(セクション4)とを備える。

【選択図】図1

図2

特許登録日 平成24年8月17日
特許番号 特許第5062643号
特許名称 誤り訂正符号化装置、誤り訂正符号化方法及びプログラム
特許取得者(発明) 量子情報科学研究所  濵田  充 教授

学術研究所知的財産本部では、先生方の研究成果の特許取得を推進するとともに、企業との共同研究開発に結びつくきっかけ作りになることを目指してまいります。 今後ともご協力よろしくお願いいたします。

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