「第1回 食と健康に関するアグリビジネスフォーラム」を開催します
2006.02.16
このたび、玉川大学、東京農業大学、日本大学、明治大学の共催で「食と健康に関するアグリビジネスフォーラム」を開催いたします。
本学からは、研究者による研究発表、研究成果のパネル展示などを行います。また、本学知的財産本部の産学連携コーディネータによる技術相談など相談もお受けいたします。
シーズの発見、情報交換・交流の場としてどうぞご参加ください。
日時 | : | 2006年3月8日(水)13:00~19:00 |
会場 | : | 明治大学駿河台校舎アカデミーコモン JR御茶ノ水駅(JR中央線・総武線)より徒歩2分 東京メトロ御茶ノ水駅(東京メトロ丸の内線)より徒歩3分 |
本学のプレゼンテーション
14:40~15:00
16:00~16:20
要旨
ビタミンK2はオカラを納豆菌で発酵すると容易に生成する。同ビタミンは本来脂溶性であるが、ミセル形成後、水溶性となる。同水溶性ミセルを低Ca食ラットに経口投与したところ、血清ビタミンK2量、大腿骨Ca量、骨強度および骨密度が増加した。
「ミツバチに聞く、ミツバチ生産物の真正評価」
玉川大学 学術研究所ミツバチ科学研究施設 中村 純 助教授
要旨
健康食品として利用されるミツバチの生産物について、生産した本人である「ミツバチ」にその品質評価、真正評価をしてもらおうというのが本技術の骨子である。その合理性、妥当性から評価の差別化を目指すことができる。
16:00~16:20
「オカラの機能性食品素材としての有効利用-オカラ発酵物由来ビタミンK2の骨形成能-」
玉川大学 農学部生命化学科 竹中哲夫 教授要旨
ビタミンK2はオカラを納豆菌で発酵すると容易に生成する。同ビタミンは本来脂溶性であるが、ミセル形成後、水溶性となる。同水溶性ミセルを低Ca食ラットに経口投与したところ、血清ビタミンK2量、大腿骨Ca量、骨強度および骨密度が増加した。
本学のパネル展示発表
「熱帯果樹のポリネーション-花粉媒介昆虫としてのニホンミツバチの利用-」
玉川大学 学術研究所ミツバチ科学研究施設 吉田忠晴 教授
玉川大学 農学部生物環境システム学科 脇 孝一 助教授
玉川大学 農学部生物資源学科 水野宗衛 助教授
要旨
熱帯果樹のマンゴーやパッションフルーツの結果促進と安定結実ためのポリネーターとして、日本在来種ミツバチであるニホンミツバチの利用が期待される。低温や低照度下における花粉交配種としてのニホンミツバチの有用性について紹介する。
「光半導体素子を光源とした未来型植物工場」
玉川大学 農学部生命化学科 渡邊博之 助教授要旨
発光効率が高く、システムの熱管理に優れた光半導体素子(発光ダイオード、半導体レーザー)を農業用の栽培光源として用い、植物の栽培環境を完全に制御した未来型植物工場の開発を目指している。
