K-16一貫教育研究センター
K-16一貫教育センターは、全人教育の理念に基づき、今日におけるK-16における新たな教育の在り方を模索し、その具体的な改善に向けて理論的・実践的展開を図っています。以下の4部門、5グループにおいて、それぞれに研究を進めるとともに、連携的な模索を進めています。
K-16 一貫教育研究センター
- K-16一貫教育研究部門
- 理系教育グループ
- 国際バカロレア教育グループ
- 幼児教育グループ
- 小学校英語教育グループ
- 宗教・行事教育グループ
- 日本語教育研究部門
- スマートキャンパス推進部門
- サンゴ研究部門
おもな研究内容
- 理数系教科教育の高大連携に関する研究と実践、理数系教員指導力向上研修プログラムに関する実践研究、および知的探究心を育むための理数系教育の実践研究。
- IB認定校と日本の一条校における学際的指導と学習
- 乳幼児期を中心とした教育・保育の質および小学校以上の教育との接続に関する実践的な研究および研修
- 幼小中を連続して考える接続的で包括的な英語教育の研究および研修
- 「日本語を母語に持たない児童・生徒」の実態調査、短期日本語研修プログラムに関する研究、および英語視聴覚メディアを用いた教育効果・教育支援。児童・生徒向けおよび成人向けの日本語教育、ならびに対象者の目的別の日本語教育のあり方を理論的に研究し、それぞれの実践に向けてプログラムを開発
- キリスト教と教育の関係性、全人教育との関係性の探求
- 児童・生徒向けおよび成人向けの日本語教育、ならびに対象者の目的別の日本語教育のあり方を理論的に研究し、それぞれの実践に向けてプログラムを開発
- 玉川学園のK-16が集うワンキャンパスのスマート化を目指し、 大学学部間融合およびK-16一貫の学際的な教育研究の実施
- サンゴ礁生態系を守るため、調査や保護を支援する情報システム、デバイス開発を通じた学際的な研究を推進。
研究概要
科学への興味と知的探究心を育むための、低・中学年を中心とした理数系教育の実践的研究
理系教育グループが中心となり、工学部および脳科学研究所、玉川学園K-12(低学年)、TRCPとの連携で、玉川学園K-12の4年生を対象とした体験的学習講座「ロボット製作実習」を実施しています。児童の科学技術に対する興味・関心を育むことがねらいです。児童を4~5名ずつの班に分け、各班に1名の大学生がつき、TAとしてロボット製作の指導にあたっています。
国際バカロレア教育フォーラムの開催
IBシンガポールのマネージャーや、日本のIB認定校の教育実践者、ならびに玉川大学・玉川学園のIBプログラムに在籍している大学院生や生徒がさまざまな体験的な学びについてのディスカッションをオンラインで実施しました。
乳幼児期の教育・保育の質に関する実践的な研究および研修
乳幼児期の育ちは、生涯のウェルビーイングの向上に最重要であることを踏まえ、乳幼児期の質の高い教育・保育の実践のあり方および小学校以上の教育との連続性について探るための研究および研修を行っています。海外の幼保一元化等の先進的な取り組みから、教育・保育の質の制度・政策に関する検討も行っています。
幼小中を連続して考える接続的で包括的な英語教育の研究および研修
英語教育も、子どものことばと心を育む教育の一環であると捉え、子どもの育ちに合った、豊かな情操と実に根差したことばを育てる絵本を用いて、英語教育を実践しています。また実践結果を踏まえて、使用絵本を選定するための絵本研究や、実践者への研修も行っています。
K-12における日本語授業の企画実践および教材開発
K-12における日本語教育の現場として、以下のプログラムにおいて教材開発および教育の実践を行っています。
- 海外の大学や高等学校と玉川大学生とのオンライン交流活動の企画、実践
- 玉川学園マルチメディアリソースセンター(MMRC)において実施されている遠隔日本語授業、オンキャンパス日本語授業の教材開発、企画実践
- 来園する海外大学生対象の短期日本語研修プログラムや同じく海外高校生対象の国際交流プログラムの企画実践
キリスト教と教育の関係性、全人教育との関係性の探求
- キリスト教教育におけるキリスト教(神学)と教育(哲学)の関係性
- 小原國芳の全人教育における宗教とキリスト教
玉川学園のK-16 が集うスマートキャンパス構想
エネルギーや自然破壊などの環境問題の解決に向けて、 玉川学園のK-16 が集うワンキャンパスのスマート化を目指し、 大学学部間融合およびK-16一貫の学際的な教育研究を行います。エネルギー関連の取り組み、DX(デジタルトランスフォーメーション)によるGX(グリーントランスフォーメーション)研究への取り組みに加えて、実践的な環境教育であるTamagawa Mokurin Projectを推進します。
サンゴ礁生態系を守るための学際的な研究
地球規模で危機に直面しているサンゴ礁生態系を守るため、調査や保護を支援する情報システム、デバイス開発を通じた学際的な研究を推進します。サンゴ礁の現状の理解を深め、保全活動を強化するとともに、学術的知識を蓄積し、社会に貢献する成果を目指します。
玉川大学 学術研究所
- 〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
- 電話:042-739-8666
- FAX:042-739-8663
- E-MAIL:t.instit@adm.tamagawa.ac.jp
