脳科学研究所の彦坂興秀客員教授、Wolfram Schultz客員教授が「2024年クラリベイト引用栄誉賞」を受賞!
2024.10.03
本学脳科学研究所の彦坂興秀客員教授とWolfram Schultz客員教授が、9月19日に「2024年クラリベイト引用栄誉賞」(生理学・医学分野)を受賞しました。
今回、受賞した研究は両教授が米マサチューセッツ工科大学Ann M. Graybiel教授とともに行った「運動制御や学習行動の中心となる大脳基底核の生理学的研究」です。
クラリベイト引用栄誉賞は、英国の学術情報サービス会社Clarivate Plcが、様々な研究分野においてイノベーションと社会的インパクトをもたらす先見性に富んだ研究に敬意を表するもので、同賞受賞者が後にノーベル賞を受賞するケースが多いことからノーベル賞に最も近い学術賞ともいわれています。
脳科学研究所長の坂上雅道教授は、「今回の受賞の対象になった研究は、玉川大学脳科学研究所で行った共同研究も含まれており、我々としてもとても光栄なことだと思っています」とコメントを寄せてくれました。
脳科学研究所は、これからも神経科学・心理学・社会科学・AIロボット工学の融合による新しい脳と心の科学の創成をめざし、研究を進めていきます。今後も脳科学研究所の研究成果にどうぞご期待ください。