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農学部・渡辺京子教授がSATREPSプログラムの進捗を駐日フィリピン大使に報告 ―バナナとカカオの病害対策で世界の食糧危機に挑むBaCaDMプロジェクト―

玉川大学農学部の渡辺京子教授が、バナナ・カカオに甚大な被害をもたらす病害への防除技術開発を目的としたSATREPS「BaCaDMプロジェクト」の進捗を駐日フィリピン大使に報告。病原菌の多様性解明や病害診断技術、栽培管理技術の開発、普及により、フィリピン農業の持続可能性向上と食糧危機解決、SDGs達成に貢献する国際共同研究が進行中です。

2025.06.19

フィリピン大使館を訪問し研究の進捗を報告

2025年5月29日(木)、フィリピン大使館(東京都港区六本木)にて、農学部生産農学科の渡辺京子教授を中心とするSATREPS※(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)のメンバーがミレーン・ガルシア=アルバノ駐日フィリピン大使を訪問し、研究の進捗状況を報告しました。
玉川大学からは、研究代表者である渡辺教授をはじめ、農学部の安藤勝彦客員教授、野澤俊介特任助教の3名が出席。また、来日中のフィリピン農業省ジョニシオ・アルビンディア氏も同行し、報告には、フィリピン大使館のアレリー・マグヒラン農務担当官およびアルビン・マラシグ領事が同席しました。

フィリピン農業の未来を支える国際的な研究

今回の報告は、SATREPSのBaCaDMプロジェクト(バナナ・カカオの難防除病害管理技術の創出)の進捗状況について。このプロジェクトの研究は、バナナやカカオといった作物に被害をもたらす病害への防除方法の確立を目指すもので、フィリピンの農業生産向上に直結する重要な取り組みです。
アルバノ大使もこの研究に強い関心を示し、今後の植物病害管理の科学的専門知識の強化や、フィリピン国内での実用化について有意義な意見交換を行いました。

  • SATREPS(サトレップス):Science and Technology Research Partnership for Sustainable Developmentの略。地球規模課題の解決に向けた日本と開発途上国との国際共同研究を推進するプログラムで、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)と、JICA(独立行政法人国際協力機構)が、研究開発のマネジメントを担当している。

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