特許取得の報告「自由生活性アメーバ防除剤」

2012.12.18

【課題】
自由生活性アメーバを防除し、病原性自由生活性アメーバに起因する疾病の感染を予防できるほか、アメーバとレジオネラ属細菌が共存している水系において、自由生活性アメーバを宿主としているレジオネラ属細菌を除菌すること。

【解決手段】
自由生活性アメーバ防除作用を有する化合物を同定するため、土壌から分離したカビを、培養した後、カビと培地の混合物を1-ブタノールで抽出した合計800個の試料につき、非病原性アメーバ、ネグレリア・ロバニエンシス(N. lovaniensis)を用いて、ペーパーディスク法により検定したところ、抗アメーバ活性を有する化合物の存在が確認され、NMRを用いて1-リノール酸グリセリドであると同定した。そこで、市販の1-リノール酸グリセリドの標準試薬を用いて、当該化合物の抗自由生活性アメーバ活性を確認した。

特許登録日 平成24年11月22日
特許番号 特許第5137064号
特許名称 自由生活性アメーバ防除剤
特許取得者(発明) 農学部  東岸 和明  教授

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