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特許取得の報告

2015.11.13

「抗アカントアメーバ用組成物、アカントアメーバ角膜炎の予防及び治療剤並びにコンタクトレンズケア溶液」

牛乳に含まれるラクトフェリン並びにその分解物であるラクトフェリシンが、アカントアメーバに対して強い抗アメーバ作用を有し、予防及び治療薬として有用であることを発明しました。
ソフトコンタクトレンズを長時間使用するなど、誤った使用方法などで、アカントアメーバ角膜炎に侵されやすいといわれています。一度感染すると特効薬がないために、難治性で長期化して、最悪の場合失明の恐れがあります。
ラクトフェリン並びにラクトフェリシンはアカントアメーバ角膜炎患者に対して、有用な点眼剤として広く用途・応用されることを願います。

特許登録日 平成27年10月2日
特許番号 特許第5812465号
発明の名称 抗アカントアメーバ用組成物、
アカントアメーバ角膜炎の予防及び治療剤並びにコンタクトレンズケア溶液
発明者 玉川大学 農学部 教授 冨田信一

特許を取得した技術の紹介

【課題】
アカントアメーバに対する抗アメーバ作用(殺アメーバ作用及びシスト形成阻害作用)を有する、抗アカントアメーバ用組成物に関する技術を提供することを目的とし、特に、特効薬が存在しないといわれているアカントアメーバ角膜炎の予防及び治療剤を提供する。
【解決手段】
ラクトフェリン又はラクトフェリシンを有効成分として含有する抗アカントアメーバ用組成物を含有する、アカントアメーバ角膜炎の予防及び治療剤(点眼剤、コンタクトレンズケア溶液など)により解決する。
【説明図】



玉川大学学術研究所知的財産本部では、先生方の研究成果の特許取得を推進するとともに、企業との共同研究開発に結びつくきっかけ作りになることを目指してまいります。
今後ともご協力よろしくお願いいたします。

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