玉川大学教育フォーラム2020を開催しました。

2021.02.17
星野あゆみ

去る2020年11月29日(日)に玉川大学学術研究所主催、国際バカロレア機構(IB)後援の玉川大学教育フォーラム2020を開催しました。毎年行われいる玉川でのIB関連フォーラム、今年はオンライン開催でしたが、11回目となりました。
今年はIBにおける指導のアプローチ(ATT)と学習のアプローチ(ATL)をテーマにIBの教育の特徴を学び考える機会としました。午前中は基調講演としてIBワシントンDCオフィスのスタッフによる新しくなるIBの『プログラム基準と実践要綱』指導と学習のアプローチに関する基調講演と本学学術研究所所属のカメダ・クインシー講師と東京学芸大学附属国際中等教育学校の小松万姫教諭によるATLに関する共同研究の基調講演、午後は本学教育学研究科IB研究コース卒業生や在籍院生による研究発表、玉川学園高等部のIBクラスで学ぶ生徒の自身が開発したATLロールプレイゲームの紹介、そして学内外のIBワークショップリーダーを迎えての6つの体験型分科会、そして最後にIB教員養成コースをもつ国内7大学の学生および院生の交流会と盛りだくさんでした。
参加登録者は200名ほどで実際の参加者は120名ほど。国内は北は北海道から南は沖縄まで、国外はイギリス、インド、カザフスタン、香港、韓国などからもご参加頂きました。
よりよい世界、より平和な世界の実現に貢献できるよりよい教育、よりよい授業を目指す学びのコミュニティーの学びの深まりとコミュニティの広がりを感じた一日でした。また、来年もまた開催予定です。