「地球はわれらの故郷なり」
小原國芳が伝えたい言葉
「地球はわれらの故郷なり」という言葉について、小原國芳は著書『教育一路』の中で、次のように語っています。
「地球は、われわれの故郷でなり」とは、スイスのチンメルマン博士※が1949年2度目の来園をした時の第一声の言葉です。この言葉は、当時の学生たちを魅了しました。
地球がすべての人々の故郷になるためには真の世界平和を実現しなくてはなりません。子供と教育とを通して、“世界仲良し”を実践してきました。洋の東西から年々、千名前後の研究者の来園です。
教育というものは、教室の中だけで行われるものでなく、地球上のあらゆるところが、宇宙のすべての場所が教育の現場でなければなりません。
※ヴェルナー・チンメルマン博士
スイスの教育者。玉川学園には生涯6回来園した。
(小原國芳著『教育一路』)

