雄大にして豊かなる無限大の裾野があってこそ
小原國芳が伝えたい言葉
教育とは、一人ひとりの唯一無二の個性を充分に発揮させ、自己発見、自己実現に至らせるものでなければなりません。個性尊重の教育とは、一人ひとりの人間をより魅力的な存在へと高めていくことです。その個性尊重の教育と全人教育について、小原國芳は著書『全人教育論』の中でつぎのように語っています。
よき全人教育、即ち豊かなる調和ある人格に伸びてこそ、偉大なる個性も培養、伸長するのだと思います。
雄大にして豊かなる無限大の裾野があってこそ、神々しい荘厳なる富士の霊峰が現れるように、全人教育と個性尊重の教育は一物の両面なのだと思います。
小原國芳著『全人教育論』

