小学部の教育(1-5)

正門の玉川池の石組みには、『人生の最も苦しい いやな 辛い 損な場面を真っ先きに微笑を以って担当せよ』という、玉川のモットーが刻まれています。さまざまな困難にも進んで立ち向かい、それを担う人間を育てることを玉川学園共通の実践目標として掲げています。

小学部(1−5)のK-12経塚校舎の玄関には、「清い心・よい頭・強い体」と、創立者小原國芳の文字で「玉川っ子の目標」が刻まれています。「真・善・美・聖・健・富」の6つの価値を有した、調和のある人格を目指す「全人教育」を、小学生にもわかりやすい言葉で示されています。

小学校段階では、学びの基礎基本を身に付けることが大切です。そのためには、自分で立てた規範に従って、自分のことは自分でやっていくという主体的な態度も必要となります。各学年で得た基礎的な知識や技能をもとに思考し、判断し、表現できる力をしっかりと体得させることを通して、「学ぶことの楽しさ」や「わかることの喜び」を味わわせ、自学自律の基礎を培っていきたいと思います。

また、広大なキャンパスの中で、四季折々の自然に触れる体験や海外の提携校との交流、STEM教育(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学の領域に力を入れ、総合的に学ばせること)に共通言語としての英語、芸術・文化を加えた玉川独自のESTEAM教育を通して、子供たちの感性を磨き、一人ひとりの探究心を刺激することで、学習意欲の向上を図ります。

さらに、人間教育に不可欠な「宗教的修養」としての礼拝の時間を設けています。人智の及ばない大きな力に対する畏敬の念や、自分が生かされていることに感謝する心を育てることが何より大切であると考えています。どんな場面でも損得を越えた「神様に喜んでもらえる存在」を目指しています。

子供たちの「夢」の実現のために、上の3つの目標を掲げ、「神と人から喜ばれ、国際社会において責任ある行動をとることができる人材の基礎を育てること」を目指して日々の教育活動にあたっています。

教育部長(小学部1−5) 野瀬 佳浩

玉川学園では、6年生から中学年校舎で7年生、8年生と一緒に生活します。6年生は中学生と一緒に学校生活を送ることで、様々な自分の可能性に気づき、目標をしっかりと持つことができます。小学校課程から中学校課程へ違和感なくスムーズに学校生活を続けることができるのが一貫教育の大切な利点です。

中学年では、低学年で行っている総合学習をさらに発展させるため、各教科の発展学習である「自由研究」に取り組ませます。これは、各自が選んだテーマを1年間かけて学習する探究学習です。自分の興味を持った課題に取り組んでいくときに、様々な問題に遭遇します。そうした問題を考え、調べ、解決していくための方法を見つけていくのです。こうした学習を続けることにより、児童たちは自ら学ぶ姿勢を身につけていきます。

また、6年生では林間学校を行い、日常の学習、自由研究、そして、国際教育を含めた各種行事をも含めて、子供たちは大きく成長します。

教育部長(6ー8年生担当) 中西 郭弘

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