進路指導
玉川学園では、学年に応じてのステップを考えた進路指導を行っています。生徒自身の未来像や夢をより明確に意識させ、その実現へのサポートとなるようプログラムを考えています。
目的意識・学力・意欲を総合的に育む大学教育準備
玉川学園ではキャリア教育の根幹として「大学教育準備」を目標のひとつとして掲げています。大学教育準備は大学入試の対策を行う教育ではありません。大学進学後、将来の目標に向かい、高い志をもって講義に臨む姿勢、大学教育に対応できる高い学力を身につけることを目的としています。近年、大学では卒業後の進路を見据えて将来について考えるキャリア教育に力を入れるところが増えています。しかし大学に入学し、学部・学科が決定した後では、限られた範囲でのキャリア教育しかできず、さらに目的を持たずに大学に入学した場合、学習のモチベーションを上げるのはかなり困難なことです。
早い段階から自らの将来を考える機会を与え、それを実現するためにはどのようなことが必要なのかを見定めることこそが、一人ひとりが満足できる人生につながるのです。
大学受験指導
希望大学への合格を目指して
各学年で年2回の実力テストを行い、自分の学力を把握してさらなるレベルアップを目指します。10・11年生では、大学の先生方をお招きして、自分の興味ある分野の模擬授業を受講します。また、各学年では予備校の講師を招いて、学習方法や大学入試の情報についての講義を受けます。12年生では、玉川大学に進学する生徒と他大学を受験する生徒とに分けて、受験指導を行っています。また、AO・推薦入試受験者には志望理由書対策講座や面接対策講座を開講しています。
志望理由書対策講座
AOや推薦入試で重要な志望理由書の書き方を指導
玉川大学への進学を含め、「AO・推薦入試」で現役合格を目指し大学受験する場合、「志望理由書」が大変重要な提出資料となります。本講座は添削指導を中心に基本から具体的な書き方を指導します。
大学進学後の学びも視野に入れた進路指導
進路指導室では、玉川大学への内部進学、外部大学への進学、指定校推薦での入学など、生徒一人ひとりの多様な進路に対応したきめ細やかな助言ができるよう心掛けています。内部・外部を問わず、進学を希望する大学の学部・学科、コースにいたるまでその内容を入念に調べ、一人ひとりが学びたい内容に合っているか検討し、さらに、オープンキャンパスなどに参加して、実際に自分の目で確かめるよう指導しています。進路指導担当として生徒に望むことは、入試に合格してもらうことだけではありません。大学進学後何をどのように学びたいのか、どんなことを研究し、どのような職業に就きたいのか、将来へのビジョンをしっかりと視野に入れた大学選びをしてほしいと思います。