３年間で１００のフレーズ、１０００の言葉を学ぶためのカリキュラムを用意しています。ダンスや歌、ゲーム、クラフト、ブックタイムなど、楽しみながら言語習得の土台作りをしていきます。

幼稚部には2名の外国籍の英語教員が常駐しています。英語の時間・活動の時だけでなく、遊びや生活の場面でも子どもたちと英語でやりとりをするようにしています。

バイリンガルである必要はありません。日本語による会話を通じ、考える力の基礎がつくられる時期です。家庭では日本語で十分なコミュニケーションをとることが大切です。

事前に申請していただき審査をしたうえで、乳幼児のお子さまがいる場合などに自家用車での送迎を許可しています。

年長の5歳児では9月から週3回、保育時間を45分延長して「チャレンジプログラム」を実施しています。言語・数量・運動の3分野で構成されるプログラムは、小学校の学習の「先取り」ではありません。年長後半に顕著に高まる知的欲求を満たし、探究心や生活力、社会性を伸ばすことで知的成長を促して小学校での学習につなげていくものです。一般の幼稚園で実施している「預かり保育」とは異なり、年長児全員が対象のプログラムです。

乳幼児のお子様をお持ちの方にも、安心して保育活動に参加していただけるよう、園舎内には授乳室や赤ちゃん用のベッド、プレイルーム等を設置しています。

また送迎時のご負担を軽減するため、車での送り迎えも可能です。

幼稚部の教育活動を理解し、お子さまの成長につながる気づきを得るためのプログラムとして、年に一回、保護者の方に参加していただく「保育ボランティア」を実施しています。実際に子どもたちと関わり、教育活動を間近に見ることで、普段なかなか得ることのできない貴重な体験となるようです。

同一キャンパス内に幼稚部から大学院までが点在する学園では、この環境を活かし、活発に上級生との交流が行われています。年長の9月からは、幼稚部から1年生へのスムーズな移行を目的とした、幼稚部・小学校連携のチャレンジプログラムを実施しています。

交通手段の充実により、通園範囲が広がっています。幼稚部では60分を通園の目安としています。小田急線、横浜線、京王線に加えて、青葉台駅から東急バスが最寄バス停まで接続していることから、田園都市線沿線、横浜市営地下鉄（ブルーライン）からの通園者も年々増加しています。

給食はありません。玉川学園では、保護者の愛情が込められたお弁当をいただきます。食育が重視される今日、日ごろの家庭での食事の延長として、栄養バランスのとれたお弁当を友達とともに楽しく食べることで、健康な体が作り上げられていきます。

※2024年度より「ランチサポート」を導入しました。ご家庭の事情に応じてご利用いただけます。

幼稚部生は優先的に1年生へ内部進学することができます。推薦条件は、次のとおりです。

1. 保護者、本人ともに1年生への内部進学を強く希望している。
2. 玉川学園の教育方針をよく理解し協力的である。

1年生に内部進学する場合、JPクラスまたはEPクラスを選択することができます。他校への進学も可能ですが、この場合は玉川学園への推薦はできません。

特にはありません。幼稚部のカリキュラムは、遊びの中で必要な力が養えるよう工夫されています。また、ほとんどの教員が小学校教員免許を取得していますので、小学校での学習内容を踏まえ随時適切な指導を行っています。