玉川学園 幼小中高

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Q&A

IBクラスについて、よくある質問にお答えします。

IBクラスについて

IBプログラムとは?

国際バカロレア機構(IBO)が提供する教育プログラムです。3歳~10歳を対象としたPYP(Primary Years Programme)、11歳~16歳を対象としたMYP(Middle Years Programme /玉川学園では6年生~10年生を対象)、16歳~19歳を対象としたDP(Diploma Programme/玉川学園では11年生~12年生を対象)があります。玉川学園は2007年4月よりIBの教育プログラムを取り入れました。2009年3月にMYP(6年生~10年生)の認定を受け、IBスクールとして教育活動を展開しています。また、2010年7月にはDP(11年生から12年生)の認定を受け、MYPからDPへと続く中高一貫IB教育体制を確立しました。一定要件(詳細後述)を満たし、IBディプロマ資格を取得すると、そのスコアが世界中の大学での入学審査に採用されます。

IBディプロマ・プログラムとは?

カリキュラムは6つの教科群と3つの異なる要件から成るひとつのコアから構成されます。
ディプロマ資格プログラム対象生徒は、教科群から選んだ6つの教科を学習します。通常、上級レベル(履修時間、240時間)では3教科を学び、残り3教科を標準レベル(履修時間、150時間)で学びます。課題論文(EE)、知識の理論(TOK)そして創造性・活動・奉仕(CAS)という3つのコア要件は全て必修であり、IBディプロマ理念の中核をなしています。

ディプロマ資格プログラムの必修要件(コア)
  • 課題論文(EE)では、英文4,000語の分量が課せられています。生徒は論文の作成を通して、自身が興味を持つ課題について調査し、大学レベルで望まれている個人研究のスキルやライティング技術を習得します。
  • 様々な学問分野にまたがる知識の理論(TOK)コースは、あらゆる分野にわたり知識の本質について探究を行うとともに、異なる文化的価値観への理解を促すことによって、知識を統合することを目的としています。
  • 生徒は、創造性・活動・奉仕(CAS)プログラムを通じて、芸術活動やスポーツ、社会奉仕活動に積極的に参加し、それによって、学業以外の生活について自身の認識を高め、理解を深めます。

玉川学園のIBクラスとインターナショナルスクールとの違いは?

日本国内のインターナショナルスクールでは、一部の学校を除き、日本の高等学校卒業資格を得ることができません。玉川学園IBプログラムは、学校教育法第一条に規定された日本の学校です。文部科学省の学習指導要領と国際バカロレア機構(IBO)のIBカリキュラムの両方を網羅しているため、卒業時には日本の高等学校卒業資格に加えて国際バカロレア統一試験に合格すれば、世界90カ国の大学で出願資格として認められているIBディプロマ資格を得ることができます。IBディプロマを取得できなかった場合でも、日本の高等学校卒業資格を用いて国内外の大学へ出願が可能です。

学校生活について

授業時間は一般クラスと同じですか?

一般クラスの授業時間は1日6~7コマ(週32~34時間)です。IBクラスの場合、中学課程は補習クラスを含めて1日7~8コマ(週37~39時間)、高校課程では8コマ(週40時間)です。家庭学習も重視しているIBクラスでは毎日2~4時間程度家庭学習が必要です。

定期試験・成績の評価方法・成績表は?

評価はIBO(国際バカロレア機構)が定めた基準で評価されます。その評価基準を換算し玉川学園の評価に置き換え、文部科学省の基準に合わせます。

同じメンバーで6年間生活することで、友人関係が限定されませんか?

クラスとしてはほぼ固定化されますが、自由研究、礼拝・学校行事、クラブ活動において一般クラスとの交流の場は、日常様々な場面で確保されています。放課後は学習に余裕がある生徒は積極的にクラブ活動等に参加しています。

在学中に留学することは可能ですか?

玉川学園では、在学中に以下の通り留学或いは海外研修があります。

  • 8年生を対象とした10日間のカナダ研修及びIB校サミット会議
  • 9~12年生を対象とした1~2週間の短期国際交流研修(任意)
  • 9~10年生を対象とした最大3ヶ月の交換研修プログラム(任意)
  • 10年生を対象とした6~10ヶ月の留学(任意)

IBディプロマ課程卒業後の進路はどのような可能性がありますか?

IBディプロマのスコアは欧米を中心とした各国の大学での入学審査に採用されており、その成績に応じ大学への入学資格を得ることができます。また大学によっては、単位免除や奨学金授与の審査にも採用されています。
以上の通り、海外の大学ではIBDPに対する認識度は高いのですが、文部科学省の推進活動もあり、最近は国内の大学も、DP取得者を積極的に受け入れる動きが出てきています。

家庭で英語を話すような環境にないのですが、大丈夫でしょうか?

玉川学園のIBクラスでは、母国語(日本語)と英語の両方を大切にするバイリンガル育成を目指しているため、必ずしも家庭で英語に触れる環境がなければいけないとは考えていません。ただし、授業の殆どが英語で行われるため、日常の授業に遅れないためにも家庭での支援をお願いします。年間を通じて、ご家庭でのサポートをどのように行えば良いかについて、保護者向けに説明会を開催しています。

保護者も英語ができなくてはならないのですか?

学校からの連絡、学校や教員への問い合わせは通常日本語で行われます。中には日本語を話せるIB教員もいます。もちろん英語での対応も可能です。

どのような先生が担当されますか?

授業を担当する外国人教員は単に英語ネイティブスピーカーということではなく、全員が自国の教員免許を持っており、その多くが日本の特別免許も取得しています。また、国際バカロレア機構(IBO)の研修を受け、IBプログラムで教科を教える資格を有しています。さらにIB教員は定期研修に参加することで、常に最新のIBカリキュラムに基づいた室の高い世界標準の授業を行っています。

IBの生徒もクラブ活動には参加できますか?

可能です。現在多くの在校生が参加しています。開講しているクラブ活動は学年により異なります。

受験について

入学試験について

入学試験は学科試験と面接です。入試には以下の4つのタイプがあります:

  1. 4月1日入学の新7年生(新中学校1年生)および新10年生(新高校1年生)を対象に実施します。新7年生一般入試は、2月1日と2月2日に実施し、受験生はそのどちらか、あるいは両日とも受験できます。
    新10年生一般入試は、2月11日に実施します。
  2. 帰国生入試:
    4月1日入学の新7年生を対象に、12月初旬に実施されます。帰国生入試対象者は、上記(1)の一般入試も受験できます。受験資格は、入試要項をご確認ください。
  3. 転・編入試:
    上記(1)・(2)に規定されている新7年生、新10年生以外の転・編入試志願者(7年生~11年生)を対象に実施します。
    試験は、4月入学(2月転・編入学試験実施)と9月入学(7月転・編入学試験実施)の年2回です。
  4. ローリング入試:
    海外からの帰国あるいは国内で引越しを伴う親の転勤・異動等による場合に、協議・調整の上で実施します。
    • 本学の学事日程等の都合により、ご希望に沿えない場合がございます。ご了承ください。
入学試験科目
  • 小学6年生
    1. 英語(英語による出題)
      算数(英語による出題)
      日本語(日本語による出題)
      〈各50分/各100点〉
    2. 受験生面接および保護者同伴による面接
  • 中学1年生~高校1年生
    1. 英語(英語による出題)
      数学(英語による出題)
      日本語(日本語による出題)
      〈各50分/各100点〉
    2. 受験生面接および保護者同伴による面接

【備考】

  1. 日本語の試験は、日本語力の確認のため、広い範囲から出題されます。
  2. 算数/数学の出題範囲は、日本での学年相応の内容となります。
  3. 面接は日本語と英語で行われ、また、保護者同伴の面接もあります。
  4. 編入11年生(4月2日以降)入学希望者は、国内・国外在住問わずIB事務室にご相談ください。

英語の学習経験がなくても入学できますか?

これから英語の学習をスタートするというよりも、英語で学習がスタートできる状態が望まれます。高いレベルの検定試験を取得していることも目安にはなりますが、実際の授業の場面で聞く・理解する・話す・書く、といった力が必要です。特に上級学年になるほど、英語で学習してきた経験は重要です。
参考までに、英語力の目安は以下の通りです:

7年生
英検=3級
TOEFL iBT = 40
8年生
英検=準2級
TOEFL iBT = 50
9年生
英検=2級
TOEFL iBT = 60
10年生
英検=2級
TOEFL iBT = 70
11年生
英検=準1級
TOEFL iBT = 80

日本語力はどの程度必要ですか?

日本語力については、原則、学年相当の力が求められます。玉川学園は日本の学校(一条校)であるため、一部の教科(国語・音楽・体育、技術・家庭)は日本語で履修します。そのため、日本語で書かれた教科書を読んで理解し、日本語で記述ができるレベルの力が必要となります。

帰国生は転・編入試に出願できますか?

ご希望の編入タイミングに合わせて、年に2回実施している転・編入に出願していただくことが可能です。どうしても日程が合わない場合は、別の日程でローリング入試の設定が可能な場合がありますので、ご相談ください。

IBクラスへの転・編入試の出願資格があるのは帰国生だけですか?

国内の学校に在籍していても、学力に加え前項に示されている英語力を有していれば出願資格があります。入学時期は、4月(2月転・編入試験実施)と9月(7月転・編入試験実施)の年2回です。
国内で引越しを伴う親の転勤異動による場合は、随時転・編入試のご相談を受付けます(ローリング入試)。但し、事前に諸条件を確認させていただく必要がありますので、まずはご相談ください。

転・編入学における、受入期限はありますか?

原則として、高校1年生(10年生)の1月始業日が編入学受入可能期限となります。

国内のインターナショナルスクールの生徒を受け入れていますか?

国内のインターナショナルスクールからの転・編入学の場合、事前に諸条件を確認させていただく必要がございます。まずは、ご相談ください。

本帰国前に転・編入試験受験はできますか?

1年以内の転・編入学予定であれば、一時帰国等のタイミングで受験いただける場合がありますので、ご相談ください。

外国籍の生徒もいますか?

外国籍の生徒も入学しています。入学の際に国籍は問いませんが、入試・入学に関するご案内はすべて日本語となります。なお、ご入学後は保護者(父母等)のもとから通学できることが条件となります。

日本語、英語以外の語学は勉強できますか?

日本語、英語の他に、DPでは中国語のクラスを開講しています。また、MYPの自由研究の授業において、中国語を選択することができます。

授業見学ができますか?

IBクラスの入学については、学校見学をお勧めします。特別なプログラムですから、入学を希望する生徒自身の目で確認する必要があります。海外在住者の方で、学校説明会へのご参加が難しい場合には、一時帰国などの際に個別での学校見学を設定することも可能ですので、事前にご相談ください。

学費について教えてください。

2023年度の学費

6年生
入学金 -
授業料 1,421,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 24,000円
施設設備金 160,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,756,500円
7年生
入学金 150,000円
授業料 1,341,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 44,000円
施設設備金 220,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,756,500円
8年生
入学金 -
授業料 1,341,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 44,000円
施設設備金 220,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,756,500円
9年生
入学金 -
授業料 1,348,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 44,000円
施設設備金 220,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,763,500円
10年生
入学金 150,000円
授業料 1,350,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 44,000円
施設設備金 220,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,765,500円
11年生
入学金 -
授業料 1,357,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 44,000円
施設設備金 220,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,772,500円
12年生
入学金 -
授業料 1,364,000円
教育諸料 151,500円
教育情報料 44,000円
施設設備金 220,000円
授業料等合計(入学金除く) 1,779,500円
  • 上記のほか、父母会費(年額7,200円)が別途必要です。

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関連情報

IBDP(Diploma Programme)

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