ピカピカ10円玉
2018.05.12
年長が丘めぐりに出かけました。この日はみんなが10円玉を持って行きました。途中でカタバミを見つけ、その葉っぱで10円玉を磨きました。不思議不思議、10円玉がピカピカに光り輝くくらいにきれいになりました。ふだん目にしている10円玉が「10円玉のオリジナルの色」と思っていた子はびっくり。「10円玉はこんなに綺麗なのか」とわかったところで、「どうしてカタバミできれいになるのか?」「10円玉以外はどうなのか?」等々、次々に気づきが生まれます。
ある子が「丘めぐりに行ってカタバミで10円玉を磨いたらピカピカになった」と家に帰ってお母さんに話しました。お母さんからは「カタバミって食べると酸っぱいよ」という情報をもらって、すぐさま試してみます。この酸っぱさに閃きます。「酸っぱいものなら綺麗になるのか?」「酸っぱいのはお酢。やってみよう!」「酸っぱいのはオレンジ。やってみよう!」「5円玉も綺麗になるのか?やってみよう!」 結果を予想するよりも、まずは試してみる。そこには「失敗」という概念はありません。「わかった!」という納得が生まれます。たちまちクラスの仲間による「探求」が始まりました。

