冬のかきごおり
2021.02.10
寒い冬の朝、年中さんが面白いものを見つけました。「霜柱」です。園舎の片隅、陽のあたらない一角で女の子の一人が霜柱を見つけたのです。「みんなー、たいへん!こおりがいっぱいあるよ。」あっという間に数人が集い始め、「かきごおりやさん」が始まりました。こんな寒い朝にかきごおりかあ...大人はそう思ってしまいますが、子どもたちはおかまいなしです。好きなもの、楽しい部分だけにフォーカスできるのは子どもの才能だなと思います。砂混じりのかきごおりですが、本当に楽しそうです。
「まず、こおりをあつめないとね。」と、バケツやお皿に集める子。「シロップはどうしよう。何味がいいかな。」と、部屋に何かをさがしに行く子。「こおりはすこしだけだから、10にんげんていにしよう。」などと、会話が止みません。“相談”はまだありませんが、“やりとり”の中で思い思いに遊びに関わるのも年中さんらしい姿です。
開店する前にとけてしまいそうですが、年中さんらしい姿が垣間見えた楽しい朝のひとときでした。



